Bulk Data Entry OptiStructは、
の比率を計算して、正確な疲労損傷を計算するうえで周波数間隔が十分に細かくない場合は警告を発行します。
パラメータ |
値 |
内容 |
CHKM0 |
<YES, NO> |
- YES
- OptiStructは、
の比率を計算します。 1
- NO(デフォルト)
- OptiStructは、
の比率を計算しません。 2
-
Note: 周波数間隔が十分に細かくない場合でも、WARNING #4403の警告は発行されません。
ここで、
-
- 応力PSDの線形補間を使用して、0次モーメント(PSD曲線の下を占める面積)が計算されます。
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- 周波数間隔をmin(1Hz、FRF解析結果の最小周波数間隔)として、応力PSDの対数補間により、0次モーメントが計算されます。
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コメント
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の場合は、正確なモーメントを計算するには周波数間隔が十分に細かくない可能性があることを示す警告が発行されます。これは、正確な疲労損傷を計算するには周波数間隔が十分に細かくない可能性があることを示しています。この状況を改善する手段として、FREQiエントリで設定する周波数の数を適切に多くする方法があります。
- 周波数間隔が十分に細かい場合は、
と
が互いに近くなると想定できます。
が
の95%以上であれば、
は、周波数の数に関して安定した値になると考えられます。
の値が安定していれば、以降の疲労損傷の値も安定します。