給電ピンの作成

ドキュメントの内容を検索して参照することで、給電ピンを作成します。

パッチアンテナには、ポートと電圧源の配置先となる給電ピンがあります。このピンは1本のラインで作成します。
  1. 統合ヘルプでlineを検索します。
    iineの検索結果にLine (object)が表示されています。
  2. Line (object)をダブルクリックします。


    Figure 1. Parent collection listを表示したLineオブジェクトのスニペット。
  3. GeometryCollectionのハイパーリンクをクリックして:AddLine(startpoint, endpoint)メソッドに移動します。


    Figure 2. :AddLineメソッドを表示したGeometryCollectionのスニペット。

ラインの作成で使用する2つのポイントを作成します。

  1. 2つのポイントを作成します。
    startPoint = cf.Point(0, 0, 0)
    endPoint = cf.Point(0, 0, -0.551)
    my_line = myProject.Geometry:AddLine(startPoint, endPoint)
  2. この時点までに作成したスクリプトを実行して、GUIで進捗状況を表示します。
    Note:

    このスクリプトを実行した後、GUIの形状ツリーに2つのパートとしてLine1Rectangle1が追加されていることを確認します。



    Figure 3. スクリプト実行後のCADFEKO GUIでの結果。
    Tip: Line1ラベルとRectangle1ラベルは、CADFEKOで作成されるデフォルトラベルです。
    Note: myLinemyRectangleはハンドルであって、ラベルではありません。
  3. Line1のラベルをハンドル変数と同じラベルに変更します。
    my_line.Label = "my_line_Line1"

これらのラインと長方形を結合して、メッシュが接続されるようにする必要があります。

  1. 統合ヘルプでunionを検索します。
    unionの検索結果にUnion (method)が表示されています。
  2. Union (method)をダブルクリックします。


    Figure 4. :Unionメソッドを表示したGeometryCollectionのスニペット。
  3. 次の構文を使用して、モデルにあるすべての形状を結合します。
    my_Union = my_project.Geometry:Union()
    これら2つのパートにUnion (method)を適用すると、単一の結合(オブジェクト)が得られます。
    Tip: 次の構文を使用しても同様の結果が得られます。
    Union1 = my_project.Geometry:Union()
    この場合は、ハンドル名がラベルと同じになります。
    Tip: 特定の形状を結合するには次の構文を使用します。
    :Union({geometry1, geometry2})


    Figure 5. 特定のパートにのみ適用する:Unionメソッドを表示したGeometryCollectionのスニペット。