パッチ(長方形)の作成

ドキュメントの内容を検索して参照することで、長方形を作成します。

  1. 統合ヘルプでrectangleを検索します。1
    groundの検索結果にRectangle (object)が表示されています。
  2. Rectangle (object)をダブルクリックします。
    長方形の作成方法に関するコードスニペット(例)を表示します。
    app = cf.GetApplication()
    project = app:NewProject()
    
     -- Create a rectangle with its base corner at the specified 'Point'
    
    corner = cf.Point(-0.25, -0.25, 0)
    rectangle = project.Geometry:AddRectangle(corner, 0.5, 0.5)
  3. Rectangle (object)を表示します。
    Note: モデルには複数の長方形を設定できるので、長方形オブジェクトはコレクションに属します。


    Figure 1. Parent collection listを表示したRectangleオブジェクトのスニペット。
  4. GeometryCollectionのハイパーリンクをクリックしてGeometryCollectionの説明に移動します。


    Figure 2. Usage locations (collections)を表示したGeometryCollectionのスニペット。

GeometryCollectionMethod listが表示されます。このリストは、長方形などの形状プリミティブを作成する構文を示しています。



Figure 3. Method listにある最初のメソッドを表示したGeometryCollectionのスニペット。

  1. メソッドリストを表示し、:AddRectangle(cornerpoint, width, depth)のハイパーリンクをクリックして各パラメータの簡単な説明に移動します。


    Figure 4. :AddRectangleメソッドとそのパラメータの簡単な説明。

widthdepthの各パラメータはいずれもExpressionタイプ、cornerpointCoordinateタイプです。

  1. Coordinateのハイパーリンクをクリックして、座標に関する詳細情報を確認します。


    Figure 5. Coordinateパラメータの簡単な説明。
  2. PointをクリックしてPointの説明に移動します。
    ポイントの作成方法に関するコードスニペット(例)を表示します。
        -- Create a default 'Point' at (0,0,0)
        
    p1 = cf.Point.New() 
    
        -- Assign values to each component of the point
    
    p1.x = 1
    p1.y = 1
    p1.z = 1
    
        -- Create a 'Point' with number values
        
    p2 = cf.Point(2,2,2) 

.X.Y、および.Zの各プロパティが数値であることを示すヘルプページにProperty listも表示されます。

  1. 次の構文を使用して、長方形の角となるポイントを作成します。
    corner1 = cf.Point(-0.25, -0.25, 0)

ここでも、この構文を:AddRectangleメソッドの前に付記する必要があります。

Note: :AddRectangleメソッドはGeometry(オブジェクト)にあり、最上位レベルはProjectです(.cfxファイル)。

  1. 次の構文を使用して長方形を作成します。
    my_rectangle = my_project.Geometry:AddRectangle(corner1, 0.5, 0.5)
    Tip: この構文のmy_Rectangle部分は、新たに作成した形状パートのハンドルまたはLua言語での参照です。

    graphical user interfaceGUI)で長方形を手動で作成した場合は、construct treeにこのRectangle1が表示されます。

  2. この時点までに作成したスクリプトを実行して、GUIで進捗状況を表示します。


    Figure 6. スクリプト実行後のCADFEKOでの結果。
    Tip: Rectangle1のハンドルは変更できますが、自動化スクリプトでは、Rectangle1は長方形オブジェクトのラベルを参照しています。

    この例では、オブジェクトのラベルとハンドルを区別できるように、作成したハンドル名の前に構文“my_”を付記しています。

1 Indexタブの“Look for”を使用します