平面積層基板の作成
ドキュメントの内容を検索して参照することで、平面積層基板を作成します。
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統合ヘルプでgroundを検索します。
groundの検索結果にGroundPlane (object)が表示されています。
- GroundPlane (object)をダブルクリックします。
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GroundPlane (object)を表示します。
Note:
CADFEKOのモデルに設定できる接地面は1つのみなので、GroundPlane (object)はどのコレクションにも属していません。
Parent Collection Listが存在しない場合は、:Add...メソッドを使用しても接地面は作成できません。
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統合ヘルプで.DefinitionMethodプロパティに移動します。
Figure 1. .DefinitionMethodプロパティを表示したGroundPlaneオブジェクトのスニペット。Note: .DefinitionMethodプロパティはGroundPlaneDefinitionMethodEnumで設定します。 -
GroundPlaneDefinitionMethodEnumのハイパーリンクをクリックします。
Figure 2. GroundPlaneDefinitionMethodEnumのスニペット。Note: ここで指定できる値は、Homogeneous、PEC、PMC、HalfspaceReflectionCoefficient、HalfspaceSommerfeld、またはMultiLayerSubstrateです。この例ではMultilayerSubstrateを使用します。 -
次の構文を使用して、MultilayerSubstrateに変更します。
my_project.GroundPlane.DefinitionMethod = cf.Enums.GroundPlaneDefinitionMethodEnum.MultilayerSubstrate
Note: これは、CADFEKO GUIでデフォルトプロパティを使用して平面積層基板を作成する操作と同等です。デフォルトでは、上層と下層のほかに、自由空間で構成され、無限の広がりを持つ1つの層が作成されます。
Attention: 最初の層には自動化によってインデックス1が割り当てられます。この点はCADFEKO graphical user interfaceと異なります。
この積層基板に層を1つ追加します。この層は、GroundPlane (object)の層のコレクションを構成します。
- 統合ヘルプでGroundPlaneオブジェクトに戻ります。
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Planar SubstrateCollectionのハイパーリンクをクリックして、層の追加方法に関する詳細情報を表示します。
Figure 3. Collection listを表示したGroundPlaneオブジェクトのスニペット。 -
Method listの:Addメソッドと:Modifyメソッドを表示します。
Figure 4. Method list.を表示したPlanarSubstrateCollectionのスニペット。 -
:Add(index, ground, thickness, medium)のハイパーリンクをクリックして、各パラメータの簡単な説明に移動します。
Figure 5. :Add methodのスニペット。 -
次の構文を使用して、インデックスが2(上層と下層の間)の層を追加します。
my_project.GroundPlane.Layers:Add(2, "None", "0.351", myDiel2)
Note: これは、CADFEKO GUIで次のプロパティを使用して平面積層基板を作成する操作と同等です。
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次の構文を使用して、3番目の層を変更します。
my_project.GroundPlane.Layers:Modify(3, "PEC", "0.2", my_diel)
Note: これは、CADFEKO GUIで次のプロパティを使用して平面積層基板を作成する操作と同等です。