形状の再評価

再評価によって、フルモデルが再構築され、すべての操作が再実行されて、演算子ツリー内のキャッシュされた形状が置き換えられます。再評価が主に行われるのは、Parasolid(3Dモデリングエンジン)に改善または修正が加えられたときです。

CADFEKOは、高度なマッピングアルゴリズムを使用して、形状が変更されたときに個別のアイテムを追跡管理します。旧バージョンで作成されたモデルが読み込まれると、モデルは自動的に再評価されます。モデルに変更を加えたり、追加のプロパティを設定する前に、疑わしいアイテムを解決してください。

旧バージョンのCADFEKOで作成されたモデルでは、すべてのマッピング情報を使用できるわけではありません。この結果、再評価時にすべてのアイテムをマップできない可能性があり、マップできなかったアイテムは、疑わしいアイテムとしてマーキングされます。疑わしいアイテムに設定されたすべてのプロパティ(ローカルメッシュサイズなど)は、再評価時に失われます。削除されたフェイスやエッジは、正常にマップできない場合、再び表示されることがあります。

形状の再評価時に、新たな欠陥がモデル内で見つかる可能性があります。このことが当てはまるのは、旧バージョンのCADFEKOで構築されたモデルや、インポートされた形状が含まれるモデルです。これらの欠陥からは、モデルを修復するのに役立つ追加情報が得られる可能性があります。