段付き導波管セクション内のSパラメータカップリング

Ku帯からX帯にわたり、段付き導波管の透過と反射を計算します。2種類のソルバー手法として、導波管ポートを使用するモーメント法とFEMモーダルポートを使用する有限要素法を使用します。

導波管はKu帯セクションとX帯セクションで構成されています。次の式による周波数をカットオフ周波数とするH10モードのみを考慮します。 f c = c 0 2a =9.4871 GHzが考慮されます。

Ku帯セクションの寸法は以下のとおりです:
  • a = 15.8 mm
  • b = 7.9 mm
X帯セクションの寸法は以下のとおりです:
  • a = 22.9 mm
  • b = 10.2 mm

このカットオフ周波数から15GHzまでのSパラメータを計算します。



Figure 1. 導波管の段をCADFEKOで表示した3Dビュー