コーティング

コーティングは、任意のワイヤまたは導電フェイスの両側に適用できます。

コーティングをフェイスに追加する際は、次の条件が満たされている必要があります：
  • 片側は自由空間である必要があります。
  • 反対側は自由空間またはPECである必要があります。


Figure 1. 導電性表面の両側にコーティングが適用されます。
MoM / MLFMM、PO、またはRL-GOの解法を使用する際は、次のコーティング厚み要件が適用されます：
解法 コーティング厚み要件 COカードと同等
MoM / MLFMM 電気的に薄く、形状的にも薄い 電気的に薄い表面のコーティング
MoM / MLFMM 電気的には厚いが、形状的には薄い（単一層）。
Note:
  • PECサーフェスを伴う閉じた構造体で、法線ベクトルが電源に向いている場合のみ。
  • 電源がないところでは界がゼロになるため、PECサーフェスの両面にコーティングが適用されます。
 誘電性 / 磁性表面のコーティング（単一層）
PO 電気的に厚いが、形状的には薄い 誘電性 / 磁性表面のコーティング
RL-GO 電気的に厚く、形状的にも厚い 誘電性 / 磁性表面のコーティング
Note: 形状的に薄いコーティングは、その表面の曲率半径および三角形サイズと比較して（さらにその結果として自由空間波長と比較して）薄い必要があります。