フェイス(形状)

フェイスは、パートの個々のサーフェスです。デフォルトでは、フェイスは完全導電体(PEC)に設定されています。

Note: “フェイス”という用語は、“サーフェス”と区別するために使用されます。サーフェスとは、2Dプリミティブ(ポリゴンなど)のことです。
3D ビューでフェイスを選択すると、詳細ツリー内の対応するフェイスが選択されます。反対に、詳細ツリーでフェイスを選択すると、3D ビュー内の対応するフェイスが選択されます。


Figure 1. 3D ビューでフェイスを選択すると、詳細ツリー内の対応するエントリがハイライト表示されます。逆も同様です。
フェイスには以下を適用できます:
  • フェイスの媒質
    • 金属(表皮効果をモデル化するため)
    • 層状誘電体
    • インピーダンスシート(単位領域あたりの表面インピーダンスのみがわかっている場合に金属サーフェスを表現するため)
    • 特性化サーフェス
  • コーティング(層状誘電体)
  • 誘電体シート
  • ローカルメッシュサイズ
  • 解法
  • 基底関数(ローカル設定)

何らかの操作の結果として、1つのフェイスが複数のフェイスに分割された場合、元のフェイスのプロパティが分割後のフェイスによって継承されます。

複数のフェイスをマージする必要があるが、それらのフェイスのプロパティが競合している場合、想定が行われ、そのフェイスは疑いがあるものとしてマークされて、設定を確認する必要があることが示されます。