曲線メッシュ

詳細なメッシュオプションを使用して、曲線で構成した三角形と曲線セグメントを使用してメッシュを作成できます。曲線で構成した三角形メッシュにより、使用する高次基底関数(HOBF)またはRL-GOの三角形を減らすことができます。

曲線メッシュ三角形

曲線で構成した三角形は、6つの頂点を持つ2次の曲線で構成した三角形を使用して作成されます。

Auto
このオプションでは、曲線メッシュ三角形によって解析が効率化されてメモリ消費量が減少する可能性が高い場合に、曲線メッシュ三角形を使用できます。
Disabled
このオプションでは、フラットな三角形要素が作成されます。
Enabled
このオプションでは、曲線メッシュ三角形が作成されます(解法でサポートされている場合)。
Note: 曲線メッシングでHOBFを有効にする必要があります(ウィンドウ基準要素と、レイランチング法に基づく幾何光学法(RL-GO)ソルバー手法の使用時は除く)。


Figure 1. フラットな三角形メッシュを使用したモデル(左側)と、高次基底関数を有効にして曲線メッシュを使用したモデル(右側)。

曲線メッシュセグメント

曲線メッシュセグメントは、3つの頂点を持つ2次セグメントを使用して作成されます。

Auto
このオプションでは、選択された解法を使用した解析の精度が曲線メッシュセグメントによって向上する場合に、曲線メッシュセグメントを使用できます。
Disabled
このオプションでは、直線メッシュセグメントが作成されます。
Enabled
このオプションでは、曲線メッシュセグメントが作成されます(ソルバー手法でサポートされている場合)。


Figure 2. 直線セグメントを使用してメッシングされた螺旋ワイヤ(左側)と、曲線メッシュセグメントを使用してメッシングされた螺旋ワイヤ(右側)。
Note: 曲線メッシュセグメントは、ウィンドウ解析要素ではサポートされていません。