積分方程式手法の変更

MoMまたはMLFMMを使用している場合、フェイスに適用される積分方程式手法を指定して、反復収束を高速化したり数値精度を高めることができます。

1. マルチレベル高速多重極法（MLFMM）を使用してモデルを解析する場合は、MLFMMをアクティブ化します。
2. 3D ビューまたは詳細ツリーで、閉じられたボリュームのフェイスを選択します。
3. 詳細ツリーで、right-click context menuからPropertiesを選択します。

   
   

   

   
   Figure 1. Face propertiesダイアログ（Solutionタブ）。

4. Face propertiesダイアログで、Solutionタブをクリックします。
5. Integral equation ドロップダウンリストから、次のオプションのいずれかを選択します：

   • Combined field

     電界形積分方程式（EFIE）手法と磁界形積分方程式（MFIE）手法の組み合わせを使用してモデルを解析します。これは混合界形積分方程式（CFIE）手法と呼ばれます。

   • Electric field

     電界形積分方程式（EFIE）手法を使用してモデルを解析します。

   • Magnetic field

     磁界形積分方程式（MFIE）手法を使用してモデルを解析します。

   Note: 電界形積分方程式（EFIE）はデフォルトの手法であり、一般的な開いている形状に対して有効です。
6. OKをクリックしてフェイスの特性を保存し、ダイアログを閉じます。