色付け表示オプション

それぞれの媒質に応じて領域とフェイスを色付けするために、いくつかの表示オプションが用意されています。

3D Viewコンテキストタブで、Display OptionsタブのStyleグループにあるColour アイコンをクリックします。
Table 1. 色付け表示オプション。
アイコン アイコンテキスト 説明
Element normal すべてのパートが同じ色で描画されます。フェイスの2つの面は、フェイスの法線方向を示すために別々の色になります。
  • 形状では、各要素の法線側は緑色、反対側は赤色になります。
  • メッシュでは、各要素の法線側は青色、反対側は茶色になります。
Region medium 領域は、割り当てられた媒質に応じて色付けされます。

サーフェスメッシュ要素では、フェイスのその面の媒質に応じて各面が色付けされます。

たとえば、誘電体 / 金属のオブジェクトのメッシュを表示する場合、外側から見るとオブジェクト全体が自由空間の色になりますが、内側からのビュー(切断面を使用するか、領域境界の要素が削除された後)では、内側の領域の誘電体 / 金属の媒質の色になります。

形状を表示する場合、領域は内部の媒質の色を使用して表示されます(領域の外側、内側のどちらからの表示でも同じ)。ワイヤメッシュ要素でセグメントの半径およびコーティングの表示がアクティブになっている場合、これらはそれぞれ心線媒質、またはそのワイヤのコーティングとして定義された層状媒質に応じて色付けされます。

Face medium フェイスは各フェイスの媒質に応じて表示されます。

メッシュを表示する場合、セグメントの半径の表示がメッシュ内のワイヤ要素に対して自動的にアクティブ化され、これらは心線媒質に応じて色付けされます。(セグメントの半径の表示は必要に応じて手動で非アクティブ化できます。この場合、メッシュ内のワイヤ要素には特定の色付けは行われません。)

Face normal medium フェイスは、そのフェイスの2つの面の材料の色に応じて表示されます。例として、自由空間のオブジェクトでは、オブジェクトの外側が自由空間の色(デフォルトでは赤色)になります。