PREファイルの構造

.preファイル内のカードの順序は、シミュレーション中のステップの順序を指定します。

EDITFEKOには次の2種類のカードがあります:
形状カード
形状を作成し、メッシングを制御するために使用されるカード。このカードはEGカードの上で使用されます。
コントロールカード
ソース、負荷、および要求を定義して、シミュレーションを制御するために使用されるカード。一般に、このカードはEGカードの下にありますが、EGカードの上でも使用することができます。
.preファイルの構造は、次のようなセクションで構成されています:
  1. メッシュパラメータを指定します。
    1. IPカードを定義します。IPカード以降のすべてのカードは、このカードで設定されたメッシュ設定を継承します。
  2. 形状を作成します。
    1. 形状カードを使用して、モデルの形状を定義します。
    2. EGカードで終了し、形状作成が完了したことを示します。
  3. 励振、負荷、周波数、および出力要求を指定します。
    1. コントロールカードを使用して、励振の定義、周波数の指定、および出力要求の追加を行います。
    2. ENカードで終了し、ファイルの終わりを示します。

解析要求を定義するコントロールカードの場合は、“**”がそのカードのラベルとしてよく使用されます。カードのラベルは、OPTFEKOで特定の結果を識別するために使用されます。また、ラベルは、POSTFEKOでシミュレーション結果のポスト処理時に解析と出力要求の識別にも使用されます。

次に例を示します:
**   Comments at the start the input file
...  Cards that define the geometry ** Comments
EG   End of the geometry
...  Control cards that define sources, special solution options
     and indicate which quantities to calculate ** Card labels / comments
EG   End of the input file
Note:

すべての入出力パラメータはSI単位です(長さはメートル単位、電位はボルト単位など)。すべての角度は度単位です。

メートル以外の単位で寸法を入力してから、メートルにスケーリングするには、SF、TG、およびINカードを参照してください。