OPTFEKOを起動するためのコマンドライン引数

コマンドライン引数は、OPTFEKOの起動時に追加情報を渡すために使用します。

Table 1. OPTFEKOを起動するためのコマンドライン引数。
引数 説明
--version OPTFEKOの現在のバージョンを表示します。
-r 解析が終了するたびにすべての一時モデルファイルを削除します。ただし、最終的な結果のファイルは削除せず、そのファイル名に文字列(_optimum)を付加して、使用できるようにしておきます。これにより、最適化プロセスの実行中と実行後に必要なディスク領域を削減できます。
--restart x すべての一時最適化ファイル(.fek.bof、および.cfx)が存在していれば、停止していた最適化プロセスを再開します。このような状況の例として、Ctrl+Cを押すことで、それまで実行していた最適化を停止した場合や、電源の障害やFekoエラーが原因で最適化が停止した場合が考えられます。
-np x 個々の最適化手順の委託に使用するプロセッサの数。
--machines-file machname ファイルmachnameは、節点名を格納するほか、個々の最適化手順の委託に使用するCPUの数を格納したマシンファイルです。このマシンファイルは、委託と並列実行を同時に使用する場合に、その委託と並列実行の両方に使用されます。
--eval-aim-only x 目標関数の値は、1つの既存のファイル(x)についてのみ計算され、その場合は最適化が実行されません(ほとんどの場合、この機能はデバッグに使用します)。
--runfeko-options
このオプションに続いて、ソルバーのランチャーRUNFEKOで使用する追加のオプションを指定できます。たとえば、最適化を実行中にソルバーを並列で実行するコマンドは次のとおりです。
optfeko file --runfeko-options -np 2
または
optfeko file --runfeko-options -np 2 --machines-file m
ここで、mはマシンファイル名です。あるホスト上で最適化を実行しているときに、別のホストで実行するFekoをリモートで実行する場合、適切なコマンドは次のとおりです。
optfeko file --runfeko-options --remote-host hostname
ADAPTFEKOPREFEKOの追加のオプションは、RUNFEKOオプションの一部としてOPTFEKOコマンドに用意されています。必要に応じて、これらのオプションがRUNFEKOから関連のコンポーネントに渡されます。これにより、最適化プロセスを実行中にFekoのすべてのコンポーネントを制御できます。