四面体

FEM法またはVEP法で解析した四面体に関するデータは、ラベル、媒質、座標、および解析方法で構成されます。

四面体ボリューム要素に関するデータは、次のように表形式で出力されます。

                         DATA OF THE TETRAHEDRAL VOLUME ELEMENTS 

 no.    label    x1 in m    y1 in m    z1 in m       nodes
        medium   x2 in m    y2 in m    z2 in m       faces
        type     x3 in m    y3 in m    z3 in m       edges
                 x4 in m    y4 in m    z4 in m     volume in m*m*m
 1      DRA1   1.0000E+00  0.0000E+00  0.0000E+00     1     2     3     4
        air    2.0000E+00  0.0000E+00  0.0000E+00     1     2     3     4
         0     2.0000E+00  1.0000E+00  0.0000E+00     1     2     3     4     5     6
               2.0000E+00  0.0000E+00  7.5000E-01     1.2500E-01
 2      DRA1   1.0000E+00  0.0000E+00  0.0000E+00     1     4     5     6
        air    2.0000E+00  0.0000E+00  7.5000E-01     5     6     7     8
         0     1.0000E+00  0.0000E+00  7.5000E-01     3     7     8     9     10    11
               1.0000E+00  1.0000E+00  7.5000E-01     1.2500E-01
 3      DRA1   2.0000E+00  1.0000E+00  0.0000E+00     3     4     6     7
        air    2.0000E+00  0.0000E+00  7.5000E-01     9     10    11    12
         0     1.0000E+00  1.0000E+00  7.5000E-01     6     12    13    10    14    15
               2.0000E+00  1.0000E+00  7.5000E-01     1.2500E-01
Note: 上記の表では、各行を1行のデータとして表示するために、列の間隔を狭くしています。
要素の連続番号が最初の列に示されます。2列目には、次の順番で3つのエントリが記述されています:
  1. 要素のラベル。
  2. 要素の媒質名。
  3. 四面体のタイプ。
四面体のタイプによって、次のように、解析方法の判別と要素が誘電体であるか磁性体であるかの判別が可能です。
Table 1. 四面体ボリューム要素のタイプ
タイプ 説明/方法
0 FEM要素(誘電体または磁性体、あるいはその両方)
1 VEP誘電体要素
2 VEP磁性体要素
3 VEP誘電性と磁性を兼ね備えた要素
5 金属FEM要素

3~5番目の列には、要素のベクトルのX 座標Y 座標、およびZ 座標が記述されます。最後の各列には、四面体要素の境界を形成する各節点、各フェイス、および各エッジの番号が記述されています。