スクリプティングとAPIの紹介

CADFEKOPOSTFEKOに統合されたスクリプト言語はLuaと呼ばれています。Luaは、PythonやMatlab(Octave)と構文が似ていることから習得が容易です。

スクリプティングインターフェース(アプリケーションプログラミングインターフェース(API))を使用すれば、外部スクリプトからCADFEKOPOSTFEKOを制御することもできます。このインターフェースは、Visual Basic for Applications(VBA)に似ています。インターフェースに組み込まれたスクリプトエディターを使用すると、スクリプトを容易に編集できます。このエディターは、ブレークポイント機能や実行中のスクリプトを一時停止する機能などの開発ツールを数多く備えています。

Fekoにインストールして統合できるLuaモジュールがインターネット上に多数存在します。LuaCOMLuaモジュールを使用することにより、コンポーネントオブジェクトモデル(COM)インターフェースを使用してExcelやWordなどのアプリケーションを制御できます。結果に対して計算を実行するモジュールや、LuaExpatを使用してCSV形式またはXML形式のファイルからデータを読み取るモジュール(または書き込むモジュール)も多数用意されています。

新しいスクリプティングプロジェクトに着手する前に基本的なスクリプティングに精通しておくことをお勧めします。開発時間の短縮に効果的なデモンストレーションが多数用意されています。