クラッシュレポートユーティリティの使用

クラッシュが発生したステップの説明が記述されたクラッシュレポートをFeko開発チームに送信できます。チームの開発者が問題を迅速に確認して修正するうえで、クラッシュレポートが効果的です。

CADFEKOPOSTFEKO、またはEDITFEKOでクラッシュが発生すると、クラッシュレポートユーティリティによってクラッシュレポートが生成されます。クラッシュレポートによって、クラッシュが発生した場所に関する詳細情報を開発者が入手できます。問題を特定して修正するうえで、この情報では不十分なことがあります。開発チームとしては、クラッシュを再現する手順と対象のモデルを提供いただくと助かります。クラッシュレポートのインターフェースは簡潔であり、そこで以下の手順に従う必要があります。



Figure 1. クラッシュが発生するとクラッシュレポートユーティリティのダイアログが開き、クラッシュレポートの作成手順を進めるためのオプションが提示されます。

  1. 次のオプションのいずれかを選択します:
    • モデルファイルおよび他の関連ファイルをクラッシュレポートに添付するにはAttach model files before sendingをクリックします。
    • 機密性の高いモデルであることから、モデルファイルを送信しない場合はSend report without modelをクリックします。
    • レポートを生成せず、モデルファイルも添付しない場合は、Do not generate reportをクリックします。この場合は、クラッシュレポートユーティリティが終了します。

選択したファイルを追加したクラッシュレポートが生成され、開発チームに送信できる状態になります。



Figure 2. Error ReportダイアログでSend reportまたはClose the programを選択できます。
Note: レポートのファイルサイズがダイアログの上部に表示されます。

  1. (オプション)What does this report contain?をクリックして、クラッシュレポートに付属するファイルのリストを表示します。


    Figure 3. Error report detailsダイアログ。
  2. (オプション)クラッシュが解決されたときにフィードバックを希望する場合は、フィードバック送信先の電子メールアドレスをYour E-mail欄に入力します。
  3. (オプション)Describe in a few words...欄に、クラッシュの発生時に実行していた操作手順の説明を入力します。この説明は、Feko開発チームが問題を解決するうえで有用です。
  4. (オプション)Restart after this window is closedチェックボックスをオンにして、このウィンドウを閉じた後でソフトウェアが再起動するようにします。
  5. 次のいずれかのオプションを選択してクラッシュレポートユーティリティを終了します:
    • レポートを直ちに送信し、ダイアログを閉じるにはSend reportをクリックします。

      組み込まれているSMTPクライアントによって、レポートが電子メールで送信されます。使用しているコンピューターが接続されているネットワークで、この送信が許可されない場合は、そのコンピューターにインストールされているデフォルトの電子メールクライアントを使用してレポートの送信が試されます。

    • レポートを後で送信することにしてダイアログを閉じるにはClose the programをクリックします。ドロップダウンリストから、and send report laterを選択します。
    • レポートを送信せずにダイアログを閉じるにはClose the programをクリックします。ドロップダウンリストから、and don't send report laterを選択します。

      このオプションは、コンピューターがインターネットから一時的に切り離されている場合にのみ使用します。

Note: クラッシュレポートから得られた情報の弊社での扱いに関する詳細情報については、プライバシーポリシー1を参照してください。