PREFEKOの実行

正しい構文とオプションのパラメータでPREFEKOを使用して、高度な制御を実現します。

PREFEKOは、そのままFekoソルバーで解析できる.fekファイルを.pre入力ファイルから作成します。PREFEKOを開始するには、次のコマンドを使用します。
prefeko example

exampleには.pre入力ファイル名を指定します。

PREFEKOコンポーネントでは、主にデバッグの目的で使用するいくつかのオプションを使用できます。引数を指定せずにPREFEKOと入力すると、構文とサポートされているオプションの概要が表示されます。

PREFEKOで使用可能なオプションは次のとおりです:

--version
バージョン情報を出力し、終了します。
--fek-format x
.fekファイルをx番目のファイルフォーマットで書き込みます。
-#var=value
変数#varをvalueで指定された値に設定します。
--ignore-errors
エラーメッセージを致命的ではないものとして扱います。エラーの発生後もPREFEKOによる処理が継続します。その結果、最初のエラーに起因して別のエラーが発生する可能性がありますが、最初のエラーだけではなく、形状のモデリングに関連するすべてのエラーを同時に確認できる利点もあります。
--print-variables
すべての変数(名前、値、コメント)のリストを標準出力(stdout)に出力します。この出力には、この変数が初めて設定されたのかどうか、既存の変数の値が変更されたかどうかに関する情報も示されます。
--print-variables-to-out
すべての変数(名前、値、コメント)のリストをFekoの出力ファイル(.out)に出力します。この出力には、この変数が初めて設定されたのかどうか、既存の変数の値が変更されたかどうかに関する情報も示されます。
たとえば、次のコマンドを使用してPREFEKOを呼び出し、コマンドラインから変数を設定するとします。
prefeko filename -#variable1=value1 -#variable2=value2 ...

この場合は、!!print_to_outコマンドを使用してこれらの変数を出力ファイルに書き込むことで、これらの変数値の記録を保持することをお勧めします。