Array

Model ElementArrayモデルステートメントは、変数(他のMotionSolveモデリング要素によって使用される)または定数のリストを指定します。

クラス名

Array

説明

変数のリストを指定するには、次のタイプのいずれかを選択します:
  • X:このタイプは、GSEおよびTFSISO要素に対応する状態ベクトルを格納するために使用します。
  • Y:このタイプは、GSEおよびTFSISOに対応する出力ベクトルを格納するために使用します。
  • U:このタイプは、GSE、TFSISO、およびPINPUT要素に対応する入力ベクトルを格納するために使用します。このタイプに格納されるデータは、モデリング要素への入力を指定するVARIABLE要素のIDのリストです。
定数のリストを指定するには、次のタイプを選択します:
  • IC:このタイプは、主に、GSEおよびTFSISO要素の初期条件を指定するための数字のセットを格納するために使用します。また、モデルファイルで数字のセットを定義して、ユーザー作成サブルーチンからそれらにアクセスするためにも使用できます。

属性の概要

名前 プロパティ コマンドで変更可能か 設計可能か
id Int()   ×
label Str()  
type Enum("Y X IC U")    
size Int()    
numbers Double(count=0) FDのみ
variables Reference("Variable",count=0)  
function Function    
routine Routine    
script Script    
active Bool()  

使用法

# Array of type X
Array (type="X", optional_attributes)

# Array of type Y
Array (type="Y", optional_attributes)

# Array of type U
Array (type="U", variables=list, optional_attributes)

# Array of type IC
Array (type="IC", numbers=list, optional_attributes)

属性

タイプXの配列
type
文字列
作成するARRAYのタイプを指定します。type="X"を設定します。

type属性は必須です。

タイプYの配列
type
文字列
作成するARRAYのタイプを指定します。type="Y"を設定します。
type属性は必須です。
タイプUの配列
type
文字列
作成するARRAYのタイプを指定します。type="U"を設定します。

type属性は必須です。

variables
既存のVariablesの参照のリスト。
type="U"の配列を定義するために使用されるVariableオブジェクトを指定します。
type="U"Arrayの場合は、variables属性が必須です。
タイプICの配列
type
文字列
作成するARRAYのタイプを指定します。type="IC"を設定します。

type属性は必須です。

numbers
数値のリスト
Arrayがその要求者に付与する数値のリスト。
type="IC"Arrayの場合は、numbers属性が必須です。
オプション属性 - すべてのバリアントに使用できます。
id
整数
要素識別番号を指定します。この番号は、モデル内のすべてのArrayオブジェクトの中で一意にする必要があります。
この属性は省略可能です。MotionSolveは、IDが指定されていない場合、自動的にこれを作成します。
値の範囲: id > 0
label
文字列
Arrayオブジェクトの名前を指定します。
この属性は省略可能です。指定しない場合は、MotionSolveが代わりにラベルを作成します。
size
整数
Array内のアイテム数。
この属性は省略可能です。

1:ドキュメントのXMLセクション内の例について、XMLとPythonの入力を比較します。
XML Pythonインターフェース
<Reference_Array id="101" type="X"

num_element="4" />

x = Array (type="X")
<Reference_Array id="101" type="Y"

num_element="1" />

y = Array (type="Y")
<Reference_Array id="103" type="U"

num_element="4"

variable_id="8, 2, 9, 11" />

varlist = [var8, var2, var9, var11]

u = Array (type="U", variables=varlist)

<Reference_Array type="IC"

num_element="4">

0.0 0.0 0.0 0.0

</Reference_Array>

numlist=[0,0,0,0]

ic = Array (type="IC", numbers=numlist)

コメント

  1. プロパティの概要、使用理由、および拡張方法については、プロパティをご参照ください。
  2. Arrayの詳細については、Reference: Array内のコメントをご参照ください。