BISTOP関数は、ギャップ要素をモデル化します。
フォーマット
説明
弾性バンパーとして機能する2つの境界サーフェス間のギャップを移動中にボディに作用する力をモデル化するために使用できます。2つの境界サーフェスのプロパティは必要に応じて調整できます。
引数
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- 独立変数に使用される式。例えば、RMマーカーの参照フレームで表された、Jマーカーに対するIマーカーのz変位を独立変数として使用するには、
をDZ({marker_i.idstring}, {marker_j.idstring}, {marker_rm.idstring})として指定します。
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- 独立変数の時間導関数。例えば、
を上記のように指定した場合、
はVZ({marker_i.idstring}, {marker_j. idstring}, {marker_rm.idstring})になります。
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の下限。
が
より小さい場合、bistop関数は正の値を返します。
の値は、
の値より小さくする必要があります。
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の上限。
が
より大きい場合、bistop関数は負の値を返します。
の値は、
の値より大きくする必要があります。
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- 境界サーフェスの相互作用の剛性。負の値でないことが必要です。
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- 力変形特性の指数。硬化スプリング特性の場合は、
を1.0より大きくする必要があり、軟化スプリング特性の場合は、
を1.0より小さくする必要があります。必ず、正にする必要があります。
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- 最大減衰係数。これは負でない値にする必要があります。
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- 全減衰係数が適用される貫入。正にする必要があります。
定義
(1)
例
<Force_Vector_TwoBody
id = "30101"
type = "ForceOnly"
i_marker_id = "30102031"
j_floating_marker_id = "30101031"
ref_marker_id = "30101010"
fx_expression = "BISTOP(DX(30102030,30101010,30101010),VX(30102030,30101010,30101010),0.5,9.5,10000000,2.1,1,0.001)"
fy_expression = "0"
fz_expression = "0"
/>