コンパイラと必要なシステム構成

コンパイル済みサブルーチンをするには、自身の適切なコンパイラおよびリンカーを用意する必要があります。通常、ユーザーはC/C++またはFortranでユーザーサブルーチンを書き、それをコンパイルして、Dynamically Linked Library (DLL)またはShared Object (SO)を作成します。

FortranルーチンおよびC/C++ルーチンの両方が、カスタムDLL/SO の作成に直接サポートされています。すなわち、ユーザーは、Fortran-to-Cのラッパールーチンを書く必要はありません。C/C++ルーチンについては、以下のヘッダーファイルを含める必要があります:

msolvsub_c_include.h

MotionSolve C++およびFortranのユーザーサブルーチンDLL/SOを構築するためのコンパイラ要件は次のとおりです。

Windows 64:
  • C/C++:Microsoft Visual Studio 2015
  • Fortran:Intel Fortran Compiler 2017.4
Linux 64:
  • C/C++:Intel Compiler (ICC) 2017.7
  • Fortran:Intel Compiler (IFORT) 2017.7
注: この情報は、あくまでも参考として提供しています。ユーザーサブルーチンを構築する場合は、“asutility”ライブラリにリンクすること、またはUserSub構築ツールを使用することをお勧めします。これにより、上記に規定されているコンパイラに準拠する必要がなくなり、任意のバージョンのコンパイラを使用できるようになります。

サポートされているコンパイラとリンカー、および必要なシステム構成の詳細については、Altair Simulation Installation Guideをご参照ください。

関連項目

ソルバーニュートラルなルーチン

ユーザーサブルーチンのガイドライン