Cvsf

Model ElementCvsfは、高次対偶拘束を定義します。

クラス名

Cvsf

説明

一方のボディ上の曲線が、もう一方のボディに固定されたサーフェス上をスライドします。この曲線は、このサーフェスからリフトオフすることはできません。

属性の概要

名前 プロパティ コマンドで変更可能か 設計可能か
id Int ()    
label Str ()    
curve Reference ("Curve")
surface Reference ("Surface")
irm Reference ("Marker")
jrm Reference ("Marker")  
idisp Double ([0,0,0], count=3)   FDのみ
jdisp Double ([0,0,0], count=3)   FDのみ
no_slip Bool ()    
active Bool ()  

使用法

Cvsf (irm=objMarker, curve=objCurve, jrm=objMarker, surface=objSurface, optional_attributes)

属性

irm
既存のマーカーへの参照
曲線を定義するための座標系として機能するマーカーを指定します。曲線は、このマーカーが含まれているボディに固定され、このボディと共に動きます。サーフェスが含まれているボディは、弾性体、剛体、またはポイントボディのいずれであってもかまいません。
irm属性は必須です。
curve
既存の曲線への参照
曲線データポイントを含む曲線を指定します。
この属性は必須です。
jrm
既存のマーカーへの参照
サーフェスポイントが定義される座標系を定義するマーカーを指定します。サーフェスは、このマーカーが含まれているボディに固定され、このボディと共に動きます。サーフェスが含まれているボディは、弾性体、剛体、またはポイントボディのいずれであってもかまいません。
この属性は必須です。
surface
既存のサーフェスへの参照
サーフェスデータポイントを含むサーフェスを指定します。
この属性は必須です。
id
整数
要素識別番号を指定します。この番号は、モデル内のすべてのCVSFオブジェクトの中で一意にする必要があります。
この属性は省略可能です。MotionSolveは、IDが指定されていない場合、自動的にこれを作成します。
値の範囲:id > 0
label
文字列
CVSFオブジェクトの名前を指定します。
この属性は省略可能です。指定しない場合は、MotionSolveが代わりにラベルを作成します。
idisp
3つの倍精度値のリストまたはLocationオブジェクト
曲線上の初期接触ポイントの推測位置を定義します。座標はirmを基準にして測定され、その座標系で定義されます。MotionSolveは、idispを反復計算の開始点として使用し、曲線上の初期接触ポイントの正確な値を特定します。
この属性は省略可能です。
jdisp
3つの倍精度値のリストまたはLocationオブジェクト
サーフェス上の初期接触ポイントの推測位置を定義します。座標はjrmを基準にして測定され、その座標系で定義されます。MotionSolveは、jdispを反復計算の開始点として使用し、曲線上の初期接触ポイントの正確な値を特定します。
この属性は省略可能です。
no_slip
曲線に沿って滑りが許可されるかどうかを示します。
active
ブール
TRUEまたはFALSEのどちらかを選択します。
  • TRUEは、要素がモデル内でアクティブであり、システムの動作に影響を与えていることを示します。
  • FALSEは、要素がモデル内で非アクティブであり、システムの動作に影響を与えていないことを示します。エンティティがモデルから削除される場合とほとんど同じですが、必要に応じて“ON”にできる点が異なります。
属性activeは省略可能です。指定しない場合、activeはデフォルトでTRUEになります。

1.CVSF拘束オブジェクトを作成します。その後、曲線およびサーフェス上の初期接触ポイントを設定します。
cvsf = Cvsf (irm=refCurve1, curve=curve1, jrm=refSurface1, surface=surface1, label="CVSF Joint")
cvsf.idisp = [0.2, 50.8, 0.1]
cvsf.jdisp = [0.3, 32.1, 1.1]

コメント

  1. プロパティの概要、使用理由、および拡張方法については、プロパティをご参照ください。
  2. CVSFの詳細については、Constraint: CVSFをご参照ください。