DATOUT

Utility/Data Access SubroutineDATOUTは、ANALYSによってシミュレーションが実行された後で、要求されたすべての出力ファイルを作成するユーティリティサブルーチンです。生成される特定のファイルは、MotionSolve XML入力ファイル内のResOutputコマンドで選択されたオプションによって異なります。

フォーマット

Fortranの呼出し構文
CALL DATOUT (ISTAT)
C/C++の呼出し構文
c_datout (int* istat);
Pythonの呼出し構文
istat = py_datout()
MATLABの呼出し構文
istat = m_datout()

出力

istat
整数
DATOUTの呼び出しのステータスを返すフラグ。istatは次の値を取ります:
  • 0 = 成功

def consub (par, npar):

    #Purpose of the CONSUB
    #This CONSUB performs 2 simulations:
    #   1. gravity = 1g     (surface of Earth)
    #   2. gravity = 0.38g  (surface of Mars)


    # Behavior on Earth
    istat = py_datout()
    status = py_analys ("TRANSIENT", "Simulation on Earth", 0.0, 1.0, 1)


    # Behavior on Mars
    command = "ACCGRAV/IGRAV=0, JGRAV=0, KGRAV=-3.72742"
    istat = py_modify (command)
    istat = py_datout()
    status = py_analys ("TRANSIENT", "Simulation on Mars", 1.0, 2.0, 1)

    return status

コメント

  1. DATOUTを呼び出すことができるのは、CONSUBのみです。
  2. モデルを変更し、解析を実行できる他の関数と組み合わせると、この関数は高度な解析関数を作成できる極めて強力な機能になります。
  3. DATOUTは、解析を実行する前に呼び出す必要があります。
  4. DATOUTを2回続けて呼び出さず、間でANALYSを呼び出すようにしてください。これを2回続けて呼び出すと、出力が重複することになります。