入出力ファイルフォーマット

MotionSolveの入力フォーマットであるMotionSolve XMLは、XMLスタンダードを基にしています。モデル情報は、1つの例外、すなわちH3Dファイルに含まれる弾性体情報を除くと、すべてMotionSolve XML入力ファイルに含まれています。自己完結型の性質をもつMotionSolve XMLは、モデルの共用を容易にし、モデル内で参照されるファイル群をすべて収集する手間からユーザーを解放します。

MotionSolveは必ず下記の出力ファイルを作成します:
  • LOGファイル: 解析の進捗状況、エラーと警告、およびCPU時間など、ソルバーからのメッセージが含まれます。
  • MRFファイル: ソルバー結果が含まれます。HyperGraphによる2Dプロット作成、およびHyperGraph 3Dによる3Dプロット作成に使用することが可能です。ただし、主な目的は、以下に説明する3つのファイルの作成に使用することです。
以下はオプションです:
  • ABFファイル: HyperGraphによる2Dプロット作成、およびHyperGraph 3Dによる3Dプロット作成に使用します。
  • H3Dファイル: HyperViewによる結果のアニメーション表示に使用します。
  • PLTファイル: ASCIIフォーマットのプロットデータを含みます。MotionViewのLoad Exportユーティリティを使用して荷重をNastranおよびOptiStructに転送するために使用します。また、HyperGraphによる2Dプロット作成、およびHyperGraph 3Dによる3Dプロット作成にも使用できます。

詳細については、MotionSolve Reference Guide内のMotionSolve Command Statements、 H3D Output およびOutput: Resultsをご参照ください。

詳しくは、MotionSolve Reference Guide内のMotionSolve Model Statementsで説明されています。