MotionSolveにおける最適化ジョブのライセンス使用
MotionSolveの最適化機能では通常、ソルバーシミュレーションが複数回行われます。その1つは初期設計で設計変数の感度を決定するもので、それに続く複数の設計シミュレーションで設計変数を調整し、決定します。この調整と決定は、総合的な最適化条件を満足できるように、シミュレーションに対する応答に基づいて実施します。
設計シミュレーションの反復回数は、最適化対象のモデルと最適化条件の厳格さで決まります。最適化全体の計算時間を短縮するために、設計シミュレーションの反復中はソルバーのライセンスをチェックアウトしません。最適化シミュレーションにおいてライセンスがチェックアウトされるのは、最適化の冒頭のみです。
最適化ジョブの過程で実行されるシミュレーション繰り返し回数に関係なく、最適化ジョブ1件あたり50 Altairユニットが必要です。チェックアウトされたユニットは、残りのAltair Simulation製品と同じように、同時に使用される他のAltair Simulation製品と同じライセンスレベルになります。