Linear

Command ElementLinearクラスは、線形 / 固有モード解析のソルバーパラメータを制御するコマンド要素です。

クラス名

Linear

属性の概要

名前 プロパティ コマンドで変更可能か 設計可能か
id Int() ○ ×
label Str()
animation_scale Double()
simulink_mdl Bool ()
oml Bool ()
matlab Bool ()
eigensol Bool ()
pinput Reference (Pinput)
poutput Reference (Poutput)
statemat Bool ()
nodamping Bool ()
kinetic Bool ()
cutoff_frequency Double (-1)
pstate Reference (Pstate)

使用法

#1: define a linear command to generate OML state space representation of the model
Linear(simulink_mdl = False, oml = True, matlab = False, statemat =True)

#2: Define a Plant State entity and reference that in the Linear command
Linear(simulink_mdl = False, oml = True, matlab = False, statemat =True, pstate=Pstate(variables=[var1, var2]))

#3: Define Plant Input and Plant Output Linear command
Linear(statemat =True, pinput=Pinput(variables = [var1]), poutput=Poutput(variables = [var2]))

属性

animation_scale
倍精度
アニメーション時にモード形状を拡大するための係数を指定します。
この属性は省略可能です。MotionSolveは、animation_scaleが指定されていない場合、自動的にその値を1.0に設定します。
simulink_mdl
Bool
計算したA、B、C、およびDの各マトリクスをSimulink MDLフォーマットで書き込むかどうかを指定します。TrueまたはFalseを選択します。
デフォルトはsimulink_mdl = Falseです。
oml
Bool
計算したA、B、C、およびDの各マトリクスをOMLフォーマットで書き込むかどうかを指定します。TrueまたはFalseを選択します。
デフォルトはoml = Trueです。
matlab
Bool
計算されるA、B、C、およびDマトリクスが、MATLABで読み取り可能なファイルに書き出されるかどうかを指定します。TrueまたはFalseを選択します。
デフォルトはmatlab = Falseです。
eigensol
Bool
固有値と固有ベクトルのデータが.eigファイルに書き込まれるかどうかを指定します。TrueまたはFalseを選択します。
デフォルトはeigensol = Falseです。
nodamping
Bool
線形ソルバーで固有値解析のすべての力要素から減衰を無効にするかどうかを指定します。
デフォルトはFalseで、固有値解析で減衰が考慮されます。
kinetic
Bool
モーダル運動エネルギー分布をソルバーログファイルおよび*_linz.mrf出力ファイルに書き出すかどうかを指定します。TrueまたはFalseを選択します。
デフォルトはkinetic = Falseです。
statemat
Bool
A、B、C、およびDの各マトリクスを計算してファイルに書き出すかどうかを指定します。ファイルのフォーマットは他の属性によって決まります。サポートされているフォーマットは、OML、MDL MATLAB、およびSimulinkです。TrueまたはFalseを選択します。
デフォルトはstatemat = Falseです。
pinput
既存のプラント入力への参照。
系の状態空間表現に使用するプラント入力を指定します。pinputは、BとDの状態マトリクスに追記されます。
poutput
既存のプラント出力への参照。
系の状態空間表現に使用するプラント出力を指定します。poutputは、CとDの状態マトリクスに追記されます。
pstate
既存のプラント状態への参照。
系の状態空間表現に使用するプラント状態を指定します。PlantStateは、作用点の周りのモデルの線形表現の生成に使用されるユーザー定義の状態のリストを定義します。線形表現は、固有値解析と状態マトリクス生成の両方で使用されます。
cutoff_frequency
倍精度
系の固有周波数 / 減衰特性である固有値の上限を指定します。

例

同じ例のXMLシンタックスとPythonの比較：
<Param_Linear
     anim_scale          = "1."
     write_simulinkmdl   = "NO"
     write_matlabfiles   = "NO"
     write_eig_info      = "YES"
     write_energy_dist   = "YES"
/>
 
Linear(animation_scale = 1.0, simulink_mdl = False, matlab = False, eigensol = True, kinetic = True)

関連項目

Parameters: Linear Solver

Model/Simulate