LINSPL

Utility/Data Access Subroutineスプラインフィッティングの手法を使用して、Reference_Spline要素の補間値またはその補間値の1次 / 2次導関数を返します。

使用

この関数は、任意のユーザー定義のサブルーチンから呼び出すことができます。

フォーマット

Fortranの呼出し構文
CALL LINSPL (XVAL, ZVAL, ID, IORD, ARRAY, ERRFLG)
C/C++の呼出し構文
c_linspl (xval, zval, id, iord, array, errflg)
Pythonの呼出し構文
[array, errflg] = py_linspl (xval, zval, id, iord)
Compose/MATLABの呼出し構文
[array, errflg] = m_linspl (xval, zval, id, iord)

説明

LINSPLは、曲線上の2つ以上のポイントを必要とする線形補間(1次)です。これは、最も単純で最も高速な補間の形式です。

属性

XVAL
[倍精度]
スプライン関数が出力値を補間することになっている曲線またはサーフェスの1つ目の独立変数。
ZVAL
[倍精度]
スプライン関数が出力値を補間することになっているサーフェスの2つ目の独立変数。曲線補間のみが必要な場合は、この値を0に設定します。
ID
[整数]
Reference_Spline要素のID。
IORD
スプライン関数で返される導関数の次数。有効なエンティティは0、1、または2のみです。

出力

ARRAY
[倍精度]
次元3のベクトル出力値。
  • IORDが0の場合、ARRAY(1)には、計算済みの補間された値yが含まれます。
  • IORDが1の場合、ARRAY(1)とARRAY(2)には、yのxとzについての導関数が含まれます。
  • IORDが2の場合、ARRAY(1)、ARRAY(2)、およびARRAY(3)には、yのxx、xz、およびzzについての2次導関数が含まれます。
ERRFLG
[論理]
呼び出し元のサブルーチンに返され、スプライン関数呼び出しの成功を示す論理変数。

LINSPLデータアクセスサブルーチンを呼び出すPythonベースのユーザー定義要求要素を以下に示します。
def REQSUB(id, time, par, npar, iflag):
  results = [0.0]*8
  results[0]  = LINSPL(time,0,100,0)
  results[1]  = LINSPL(time,0,100,1)
  results[2]  = LINSPL(time,0,100,2)
  return results