ユーザー指定の関数の最大値を計算します。この関数は、MotionSolveの式であってもユーザーサブルーチンであってもかまいません。
信号
の最大値は次の条件を満たします。T*が、
が最大である時点を表す場合、t ≠ T*のときは
この式が最大値を持たない場合は、初期値が最大値として返されます。
MAX関数に対する平滑近似がMotionSolveに実装されているため、この関数の感度は解析的に計算されます。この平滑近似はアルファソフト近似と呼ばれ、次の式で表されます。
(1)
パラメータ
を使用して、計算の精度を制御します。
注:
.
のデフォルト値は+10であり、この値はほとんどの状況で有効です。
例
サスペンションシステムの設計で、シャーシの最大加速度に上限があるとします。
以下のコードは、MaxValを使用してこの応答を定義する方法を示しています。
>>> # Define the maximum of acceleration
>>> maxAcc = MaxVal(function = "ACCZ({})".format(p.cm.id))