パラメトリックモデルクラス

このクラスには、モデルの設計パラメータの値と各種のメソッドが属しています。これらのメソッドを使用して、モデルの生成、応答の追加、最適化の実行、結果の出力を実現します。



init パラメトリッククラスのインスタンスを作成します。
createModel 最適化エンジンに渡すことができる設計可能モデルを作成します。
addResponses 設計可能モデルに応答を追加します。これらの応答は、コストと制約条件の定義に使用します。
simulate デバッグ目的専用です。このメソッドはシミュレーションを実行して、設計可能モデルを問題なく実行できることを確認します。
optimize 最適化を実行します。
printResults 必要とする結果を画面とログファイルに出力します。
main シミュレーションを実行するための各種のメソッドを呼び出します。
平面4バー機構モデルは、4つの設計ポイントA、B、C、Dを使用して定義します。


図 1.
この4バーは、以下の構成によるRSUR機構です:
  • RがポイントAにあります
  • SがポイントBにあります
  • UがポイントCにあります
  • RがポイントDにあります

AとDにある2つの回転ジョイントでは、そのZ軸が、全体座標系のZ軸と平行に定義されます。

Bにある球ジョイントでは方向は考慮されません。

The universal joint at C is defined as follows:
  • 全体座標系のZ軸と平行な1番目のZ軸であるzi
  • ziおよびBからCを結ぶラインに垂直な2番目のZ軸であるzj

モデル全体は、これら4つの設計ポイントA、B、C、Dによってパラメータ化されます。

このモデルは2D空間で動作するため、設計変数はax、ay、bx、by、cx、cy、dx、dyの8つになります。

これら8つの設計変数と、これらの変数の設計制限値を次のように指定します。
DV (bi, bu)
ax -45 (-50 ,50)
ay +45 (-50 ,50)
bx +65 (+20 ,80)
by +260 (+180,280)
cx +300 (+240,380)
cy +500 (+400,620)
dx +515 (+180,520)
dy -85 (-100,20)
このパラメトリッククラスにはFourBarという名前が割り当てられます。以下に、このクラスの定義の概要を示します。
class Fourbar (object):

  def __init__ (self, ...)
    ...

  def createModel (self):
    ...

  def addResponses (self):
    ...

  def simulate (self):
    ...

  def optimize (self):
    ...

  def printResults (self):
    ...