ディレクトリ

最適化のコスト、制約条件、または感度の評価ごとに、1回の完全なシミュレーションが実行されます。

感度解析を実行すると、シミュレーションの結果がディレクトリに保存されます。次の4バーモデルのsummary.logファイルでは、31件の感度評価が実行されたことが示されています。
  • まず、initial_runディレクトリが作成されます。このディレクトリには、最適化を試す前に、元のモデルを使用して実行したシミュレーションの結果が収められています。
  • 次に、反復計算ごとに、その回数kを使用して、次の図に示すようにiter-kというディレクトリが作成されます。


    図 1. 4バー機構の最適化のディレクトリ階層
各ディレクトリには、MotionSolveによって生成されたすべての出力が収められています。どの出力も破棄されません。いくつかの出力ファイルを作成するためのオプションをMotionSolveの入力言語で指定します。これらのファイルの生成は任意です。


図 2.

4バーの例を再び確認すると、シミュレーションごとに以下のファイルが作成されます:

  • test-4bar.xmlMotionSolveのXMLデック。
  • test-4bar.log: シミュレーションのMotionSolveログファイル。
  • test-4bar.abf: プロットに使用できるバイナリファイル。
  • test-4bar.h3d: アニメーションと結果のグラフィックな可視化に使用できるバイナリファイル。
  • test-4bar.mrfMotionSolveのバイナリ結果ファイル。
  • test-4bar.plt: ASCIIプロットファイル。