SLAサスペンションの例

この例(ここではMV3010と呼びます)では、SLAサスペンションの最適化について説明します。この例は、MotionSolveチュートリアルのMV-3010:MotionView - HyperStudyを使用した最適化でも取り上げています。



図 1.
設計目的
トー対ライド高さの曲線が、下記の図に赤色で示している目標の曲線に一致するように、サスペンションを設計します。


図 2.
設計変数
インナータイロッドのボールジョイントとアウタータイロッドのボールジョイントのY座標とZ座標を設計変数とします。この問題には4つの設計変数が存在します。これらの変数の設計制限値を次のように指定します。
DV (bL, bU)
outerTieRodBall_y -565.15 (-651.15, -551.15)
outerTieRodBall_z +248.92 (+190.92, +250.92)
innerTieRodBall_y -215.90 (-298.90, -209.90)
innerTieRodBall_z +276.86 (+230.86, +278.86)
制約条件
この例では、最適化の制約条件はありません。