SET_DISCRETE_INTERFACE

Utility/SetupSET_DISCRETE_INTERFACEサブルーチンは、ソルバーに連続する積分ステップでユーザー作成サブルーチンを離散的に呼び出すように指示します。

使用

この関数は、SFOSUBVFOSUBVTOSUBGFOSUBDIFSUB、またはVARSUBから呼び出すことができます。

フォーマット

Fortranの呼出し構文
SET_DISCRETE_INTERFACE ()
C/C++の呼出し構文
c_set_discrete_interface()
Pythonの呼出し構文
py_set_discrete_interface()

コメント

  1. IFLAGTRUEに設定されている場合、SET_DISCRETE_INTERFACEはサブルーチンの初期化中にのみ呼び出す必要があります。
  2. サブルーチンとのデフォルトのインターフェースは連続的インターフェースです。つまり、サブルーチンは、連続する積分ステップだけでなく、積分ステップ間のすべての修正子反復計算でも呼び出されます。
  3. SET_DISCRETE_INTERFACEがユーザー作成サブルーチン内に存在する場合は、そのサブルーチンのみのインターフェースが離散的インターフェースに変更され、そのサブルーチンは連続する積分ステップでのみ呼び出されます。
  4. SET_DISCRETE_INTERFACEの呼び出しを含むサブルーチンは、MotionSolveから離散動的システムと見なされます。そのため、サブルーチンに関連付けられたヤコビアン項(MotionSolve状態に関するサブルーチン出力の導関数)は破棄されます。
  5. ソルバーとユーザー作成サブルーチン間のデータが離散的に交換される連成シミュレーションに加えて、ユーザー作成サブルーチンからSET_DISCRETE_INTERFACEを呼び出して修正子収束を向上させることもできます。これは、サブルーチン出力が極端に不連続で、ソルバーに修正子反復計算で使用するヤコビアン項を数値的に計算させたくない場合に便利です。