Slope2

クラス名

Slope2

説明

Slope2は、次の値を計算します：(1)

m = \frac{y_{t_{2}} - y_{t_{1}}}{x_{t_{2}} - x_{t_{1}}}

ここで：

y(numerator) とx(denominator)は、有効なMotionSolve式によって定義され、時間 $t_{1}, t_{2}$ で計算されます。ここで、 $t_{2} = t i m e + d e l t a$ および $t_{1} = t i m e - d e l t a$ です。

属性の概要

名前	プロパティ	設計可能か
label	Str ()
numerator	Function ()	○
denominator	Function ()	○
time	Double ()
delta	Double ()
interval	Double ()
scale	Double (1)

使用法

#   Slope 2 computes the slope of two signals at different instants:
#     m = (numerator@t2 - numerator@t1) / (denominator@t2 - denominator@t1)
Slope2 (numerator=’DZ(1,2)’, denominator=’DY(1,2)’, time=5, delta=0.1)

属性

必須属性。

numerator: 関数; 分子を定義する有効なMotionSolve式。; 勾配を計算する前にt1とt2で計算されます。ここで、t1 = time – deltaおよびt2 = time + deltaです。
denominator: 関数; denominatorを定義する有効なMotionSolve式。; 勾配を計算する前にt1とt2で計算されます。ここで、t1 = time – deltaおよびt2 = time + deltaです。
time: 倍精度; 勾配が計算される時点。; numeratorとdenominatorは、t1とt2で計算され、変動が求められます。ここで、t1 = time – deltaおよびt2 = time + deltaです。
delta: 倍精度; numeratorとdenominatorの変動を求める摂動ステップ。; numeratorとdenominatorは、t1とt2で計算され、変動が求められます。ここで、t1 = time – deltaおよびt2 = time + deltaです。

オプション属性。

label: 文字列; Slope2オブジェクトの名前を指定します。; この属性は省略可能です。指定しない場合は、MotionSolveが代わりにラベルを作成します。
interval: 倍精度; 分子と分母が平均化される間隔。; 分子と分母は、勾配を計算するためにt1とt2で評価されます。信号は、評価のためにt1/t2 – intervalとt1/t2 + intervalの間で平均化されます。intervalは、デフォルトでdelta/100になります。
scale: 倍精度; Slope2値をスケーリングするためのスケールファクターを指定します。指定しない場合は、デフォルトで1.0になります。; この属性は省略可能です。

例

# Compute the slope of TOE vs. DZ curve at design position (T=5)
slope2 = Slope2 (
   label = "TOE vs DZ",  
   numerator = "1000*YAW(30701025,30701024)*RTOD",
   denominator = "DZ(30701024,30701025,10701021)",
   time = 5.0,
   delta = 0.1,
   )