STR2INTARY

Utility/Data Access Subroutine文字列データを整数または整数配列に変換します。

使用

この関数は、任意のユーザー定義のサブルーチンから呼び出すことができます。

フォーマット

Fortranの呼出し構文
CALL STR2INTARY(STRG, ARRAY, NSIZE, ISTAT)
C/C++の呼出し構文
c_str2intary(strg, array, nsize, istat)
Pythonの呼出し構文
[array, istat] = py_str2intary(array)
MATLABの呼出し構文
[array, istat] = m_str2intary(array)

属性

STRG
[文字列]
整数に変換するデータを含む文字列変数。

出力

ARRAY
[整数]
整数配列に変換する文字列データ。
NSIZE
[整数]
文字列内で見つかったスペースで区切られた整数の数を返します。
ISTAT
[整数]
0
STR2INTARYに対する呼び出しが成功した場合。
n
STR2INTARYに対する呼び出しが失敗した場合に返されるゼロ以外の整数。

次のようなXMLファイルでid=30101010のマーカーのbody_idにアクセスするには:

<Reference_Marker
     id                  = "30101010"
     body_id             = "30101"
     body_type           = "RigidBody"
  />

Fortranユーザーサブルーチンから、以下を呼び出します。

CALL MODFNC('Reference_Marker',30101010,'body_id', STRG,INFO)
CALL STR2INTARY(STRG, ARRAY, NSIZE, ISTAT)

この例では、STRGが‘30101’の値を返し、INFOが単一の整数を示す2の値を返します。STRGを入力として使用したSTR2INTARYに対する後続の呼び出しで、ARRAY(1)=30101NSIZE=1、およびISTAT=0(正常復帰)が出力されます。

STR2INTARYSTR2DBLARYのプロトタイプは、フォルダー[install-path]\hwsolvers\usersub\c_src\includeにあるCインクルードヘッダーmsolvesub_c_include.hをご参照ください。

コメント

  1. STR2INTARYは、MODFNCサブルーチンからの文字列出力を処理するのに便利です。
  2. 出力配列内に十分な記憶域を用意してください。