TRANSIENT
Command Element過渡シミュレーション用のオプションを指定します。
例
TRA/MSTIFF,ERR=0.001, HINIT=1e-8, HMAX=.001
フォーマット
TRANSIENT/{ABAM, VSTIFF,MSTIFF}
, ERROR = r
[, HINIT = r ]
[, HMAX = r ]
引数
- {ABAM, VSTIFF, MSTIFF}
- 動的問題は、数値的に硬い問題と硬くない問題の2つのカテゴリに分類できます。硬い問題は、指定されたコンフィギュレーションにおける線形化された運動方程式の固有値の非常に大きな実部によって表現されます。対応するモードは、通常、過減衰です。これは、すべての過渡応答が急速に消失することを意味します。
- ERROR
- これは、積分器が変位と速度を計算するときに許容される最大誤差を表します。MotionSolveは、変位と速度の両方の誤差を監視します。速度トレランスは、指定されたトレランス値の1000倍とされます。変位トレランスは、指定されたトレランス値と一致します。注: ERRORはモデルの単位で解釈されます。例えば、SI単位を選択した場合、1.0e-3のトレランスは、変位においては1mmの許容誤差、速度においては1m/ 秒の許容誤差を意味します。
- HINIT
- 積分器で使用される初期ステップサイズ。
- HMAX
- 積分器で使用される最大ステップサイズ。