UCOMAR

Utility/Data Access Subroutineユーザー定義の拘束で使用されるマーカーの状態を定義するためにUCOSUBと組み合わせて使用します。

使用

この関数は、UCOSUBから呼び出されます。

フォーマット

Fortranの呼出し構文
CALL UCOMAR(ID, NMARS, IMARS, NVARS, IVARS)
C/C++の呼出し構文
c_ucomar(id, nmars, imars, nvars, ivars)
Pythonの呼出し構文
py_ucomar(id, imars, ivars)
MATLABの呼出し構文
m_ucomar(id, imars, ivars)

属性

ID
[整数]
UCOSUBを呼び出している、対応するユーザー定義の拘束要素(Constraint_UserConstr)の識別子。
NMARS
[整数]
配列IMARS内の要素の総数。
IMARS
[整数]
配列IVARS内の変数タイプのマーカーIDを含む配列。配列IMARSIVARSは同じ長さにする必要があります。
NVARS
[整数]
配列IVARS内の整数コードの総数。NVARSNMARSと一致する必要があります。
IVARS
[整数]
後述の拘束に関与する変数を識別するための整数コードを含む配列。
整数コード
意味
1011
地面に対するマーカー原点のXの変位。
1012
地面に対するマーカー原点のYの変位。
1013
地面に対するマーカー原点のZの変位。
1111
地面に対する軸ベクトルU1のX成分。
1112
地面に対する軸ベクトルU1のY成分。
1113
地面に対する軸ベクトルU1のZ成分。
1211
地面に対する軸ベクトルU2のX成分。
1212
地面に対する軸ベクトルU2のY成分。
1213
地面に対する軸ベクトルU2のZ成分。
1311
地面に対する軸ベクトルU3のX成分。
1312
地面に対する軸ベクトルU3のY成分。
1313
地面に対する軸ベクトルU3のZ成分。

ここで、U1、U2、およびU3は、マーカーのX、Y、およびZ軸の正の方向の単位ベクトルを意味します。

UCOMARの例については、<install_path>\hwsolvers\usersubをご参照ください。