Upost

Model ElementUPOST要素では、独自の結果ファイルを生成できます。

クラス名

Upost

属性の概要

名前 プロパティ コマンドで変更可能か 設計可能か
function Function ("POSTSUB") × ×
routine Routine ()

使用法

# Defined in a compiled user subroutine
Upost (function=userString, routine=string)

# Defined in a Python function
Upost (function=userString, routine=functionPointer)

属性

コンパイルされたDLLで定義されるユーザーサブルーチン
function
有効なユーザー関数MotionSolve式を定義する文字列。
データファイルから、Upostが定義されるユーザー定義のサブルーチンに渡されるパラメータのリスト。
function属性は必須です。
routine
文字列
ユーザーサブルーチンの代替名を指定します。この名前は、“∷”で区切られた情報の2つの部分で構成されます。1つ目は、ユーザー定義のVariableの応答を計算する関数を含む共有ライブラリへのパス名です。2つ目は、計算を実行する共有ライブラリ内の関数の名前です。
例: routine="/staff/Altair/engine.dll::myUpost"
  • "/staff/Altair/engine.dllはDLLです。
  • "myUpost"は、計算を実行するこのDLL内の関数です。
属性routineは省略可能です。
指定しない場合、routineはデフォルトで"POST_SUB"になります。
ユーザー作成のPythonスクリプトで定義されたユーザーサブルーチン
function
有効なユーザー関数MotionSolve式を定義する文字列。
データファイルから、Variableが定義されるユーザー定義のサブルーチンに渡されるパラメータのリスト。
function属性は必須です。
routine
Python内の呼び出し可能な関数へのポインタ。
例:routine=myUpost
  • myUpostは、モデルが存在する場所ならどこからでも呼び出すことが可能なPython関数またはメソッドです。
属性routineは省略可能です。
指定しない場合、routineはデフォルトでPOST_SUBになります。

  1. 燃料消費データをファイルに保存するPython関数rocket_fuel_consumptionを定義します。
    Upost (function="USER()", routine=rocket_fuel_consumption)
  2. 燃料消費データをファイルに保存するC++関数rocket_fuel_consumptionを定義します。これは、Arianneという名前のDLL内に存在します。
    Upost (function="USER()", routine="Arianne::rocket_fuel_consumption")

コメント

  1. プロパティの概要、使用理由、および拡張方法については、プロパティをご参照ください。
  2. POSTSUBは、出力ステップごとに呼び出されます。この時点で必要な出力操作を実行できます。