問題7:カム-フォロワー機構の動解析

目的

下図は、往復運動する簡潔なフォロワー偏心カム機構を示しており、円形カム、平面フォロワー、およびスプリングで構成されています。ここでの目的は以下の各値を求めることです:
  • 平面フォロワーの変位、速度、および加速度
  • カムの接触力
  • カムの軸トルク


図 1.

検証対象

  • 剛体
  • インラインジョイント
  • 垂直軸ジョイント
  • 回転ジョイント
  • モーションジョイント - 回転
  • Force_Springダンパ - 並進
  • アドバンストジョイント - 曲線間

解析のタイプ

動的

参考資料

Theory of Machines and Mechanisms: SI Edition, Third Edition International version, by John J. Uicker, JR, Gordon R. Pennock and Joseph E. Shigley (2009): 645 (ISBN 13:978-0-19-806232-5)

モデルファイル

  • circular_cam_dynamics.mdl - MotionViewモデル
  • circular_cam_dynamics.xml - MotionSolveデック

結果のグラフ



図 2.


図 3.


図 4.

結果の比較

出力 解析 MotionSolve 誤差(%)
フォロワーのピーク位置(mm) 100 100 0%
フォロワーのピーク速度(mm/s) 261.8 261.8 0%
フォロワーのピーク加速度(mm/s2) 1370.78 1370.31 0.04%
カムの接触力(N) 196.02 196.02 0%
カムの軸トルク(N-mm) 7612.06 7611.28 0.01%

まとめ

MotionSolveの結果は、解析結果と良好に一致しています。