Sensor: Event

Command ElementSensor_Eventモデル要素を変更します。

フォーマット

  <Sensor_Event
     id                    = "integer"  
  {    
       type                = "EXPRESSION"
       expr                = "motionsolve_expression"       
       compare             = { "GE" | "LT" | "EQ" }       
       value               = "real"
       error_tol           = "real"
    | 
       usrsub_dll_name     = "NULL"
       usrsub_param_string = "USER([[par_1[,...][,par_n]])" 
       usrsub_fnc_name     = "custom_fnc_name"
       compare             = { "GE" | "LT" | "EQ" }       
       value               = "real"
       error_tol           = "real"
  }
   [ verbose               = { "TRUE" | "FALSE" } ]
/>

属性

id
要素識別番号(整数 > 0)。この番号は、すべてのSensor_Event要素の中で一意です。
expr
センサーイベントを定義する式を指定します。このパラメータは、TYPE = EXPRESSIONである場合にのみ使用します。任意の有効な実行時MotionSolve式を使用できます。
usrsub_param_string
データファイルからユーザー定義のSENSUBに渡されるパラメータのリスト。このキーワードは、TYPE = USERSUBが選択されている場合にのみ使用します。
usrsub_dll_name
ユーザーサブルーチンを含むDLLまたは共有ライブラリのパスと名前を指定します。MotionSolveはこの情報を使用して、実行時にDLL内のユーザーサブルーチンSENSUBを読み込みます。
usrsub_fnc_name
ユーザー作成サブルーチンSENSUBの代替名を指定します。
compare
比較基準を定義します。
value
センサーイベントのしきい値。式またはユーザーサブルーチンがvalueに関して比較条件を満たしている場合、イベントが発生したと見なされます。
error_tol
イベントを検出するための誤差トレランスを定義します。検知された値は、しきい値のこのトレランス内に収まっている必要があります。このトレランスを超えると、ソルバーによってイベントが生成されます。
verbose
この属性を使用して、センサーがトリガーされたときに、アクションメッセージが画面とログファイルに出力される頻度を制御します。
TRUE:センサーがアクティブである間、MotionSolveは、報告される各時間ステップにおいてセンサーによってトリガーされたアクションに関する情報を書き出します。
注: verboseTRUEに設定すると、ログファイルの内容の大部分が、これらのメッセージで占められる可能性があります。
FALSEMotionSolveは、センサーが初めてトリガーされたときに一度だけ、センサーによってトリガーされたアクションに関する情報を書き出します。
デフォルトはFALSEです。

<Sensor_Event
     id       = "100"
     expr     = "MOD(AZ(22,11),PI)-PI/2"
/>