_ld.monitorファイル

_ld.monitorファイルは、OptiStructASCIIフォーマットによる結果ファイルです。

ファイルの作成

このファイルは、デフォルトですべての非線形実行で作成されます(.monitorファイルと同様)。

ファイル内容

このファイルは、非線形サブケースごとに、すべての節点の最大並進変位(大きさのみ)と荷重係数の関係を示す1つの表を収めています。

フォーマット

監視情報の出力には、次のテーブルフォーマットが使用されます。このフォーマットは、変位と荷重係数の2つの列で構成された簡潔な表です。これらの2つの列の値は、基本的に.monitorファイルと同じですが、カットバックが含まれた非収束増分は出力されません。このファイルをHyperGraphで直接開いて、荷重係数と変位の関係を示す曲線をプロットできます。
名前
内容
変位
すべての節点の最大並進変位(大きさのみ)。
NLMONバルクデータエントリがGRIDとそれに対応するDOFパラメータと共に指定されている場合、出力される変位は特定の節点における成分です。詳細については、NLMONバルクデータエントリの説明をご参照ください。
荷重係数
この値は、時間ステップや時間増分とは異なります。荷重係数は、0.0から1.0の範囲で正規化されたサブケース時間です。荷重係数は、.monitorファイルにも出力されます。_ld.monitorファイルは、.monitorファイルの簡潔版と見なすことができます。


図 1.