ACDISP

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 入出力オプションセクションまたは音響複素固有値解析サブケースでこのコマンドを使用して、音場節点の変位を要求します。この出力要求は、音場インターフェースの節点についてのみサポートされます。

フォーマット

ACDISP (format) = option

定義

引数 オプション 内容
format <H3DCOUPLED、空白>

デフォルト = 空白

H3D
結果をHyper3Dフォーマット(.h3dファイル)で出力します。
COUPLED
結果は、湿ったサーフェスでの構造変位についてのみ出力されます。
空白
利用可能な結果があるアクティブなフォーマットすべてで結果を出力します。
option <YES, ALL, NO, NONE, SID>

デフォルト = ALL

YESALL、空白
変位は、すべての音場インターフェース節点について出力されます。
NONONE
変位は、どの音場インターフェース節点についても出力されません。
SID
セットIDを指定した場合、そのセットに含まれる音場インターフェース節点の変位のみが出力されます。

コメント

  1. ACDISPコマンドがない場合、音響複素固有値サブケースについては、音場インターフェース節点の変位は出力されません。
  2. このカードでは複数のインスタンスを使用できます。インスタンスが競合した場合は、最後のインスタンスが優先されます。
  3. ACDISPが音響流体構造モデルに存在する場合は、次の結果が出力されます。
    • 流体音場インターフェース節点の変位
    • 構造音場インターフェース節点の変位
    • 流体圧力の結果も出力されます