BEAD

バルクデータエントリ トポグラフィー設計変数の生成のためのパラメータを定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
BEAD BID MW ANG BF HGT /<varname>AID</varname>/<varname>XA</varname> YD ZD SKIP
  FID/XF YF ZF AID/XA YA ZA LB UB TYP
  SID/XS YS ZS           UCYC

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
BEAD 1 3.0 60.0 yes 5.0 norm     both
  0.0 1.0 0.0 0.0 25.0 0.0     50
  1.0 0.0 0.0           3

定義

フィールド 内容
BID PIDまたはDID(整数 > 0。デフォルト値はありません)。このフィールドには、要素のPSHELLまたはPCOMPプロパティID、またはトポグラフィー最適化を行うデック内にある任意のDVGRIDセットのdesvar番号を含めることができます。OptiStructでは、フィールド6にデータがある場合、BEADカードでプロパティが参照されると見なされます。フィールド6にデータがない場合、BEADカードでDESVARとそれに対応するDVGRIDが参照されると見なされます。
MW ビード最小幅(実数 > 0.0。デフォルト値はありません)。このパラメータは、モデル内のビードの幅を制御します [推奨値は平均要素幅の1.5倍から2.5倍の間]。 1
ANG ドロー角度(単位=度)(1.0 < 実数 < 89.0。デフォルト値はありません)。このパラメータは、ビードの側壁の角度を制御します [推奨値は60°から75°まで]。 1
BF バッファゾーン(‘yes’または‘no’。デフォルト = ‘yes’)。このパラメータは、設計領域内の要素と設計領域外の要素の間にバッファゾーンを設定します。
HGT ドロー高: (実数 > 0.0、デフォルトなし)。このパラメータは、絞られるビードの最大高さを設定します。このフィールドは、フィールド2でPIDが宣言されている場合にのみ有効です。
norm/XD,YD,ZD ドロー方向(フィールド7に‘norm’、または3つすべてのフィールドに実数。デフォルト = ‘norm’)。フィールド7が‘norm’の場合、要素の法線方向に形状変数が作成されます。すべてのフィールドが実数である場合、フィールド7、8、および9によって定義されるxyzベクトルが指定する方向に形状変数が作成されます。X、Y、およびZ値は基本座標系です。このフィールドは、フィールド2でPIDが宣言されている場合にのみ有効です。
SKIP 境界スキップ(‘both’、‘bc’、‘spc’、‘load’、または‘none’。デフォルト = ‘both’)。このパラメータは、特定の節点を設計領域から除外するようにOptiStructに指示します。‘none’の場合、フィールド2で指定されたPIDを持つ要素に結合する節点はすべて、形状変数の一部となります。‘bc’または‘spc’の場合、SPCまたはSPC1宣言を持つ節点は、設計領域から排除されます。‘load’の場合、FORCEFORCE1MOMENTMOMENT1、またはSPCD宣言を持つ節点は、設計領域から排除されます。‘both’の場合、‘spc’または‘load’の宣言を持つ節点は、設計領域から排除されます。このフィールドは、フィールド2でPIDが宣言されている場合にのみ有効です。
FID/XF,YF,ZF 変数パターングルーピングにおける最初のベクトルの方向(3つすべてのフィールドに実数、またはフィールド12に整数。デフォルト = 空白)。これらのフィールドは、グリッドが変数にどのようにグループ化されるかを決定するポイントを定義します。X、Y、およびZ値は全体座標系です。フィールド12にグリッドIDを設定し、最初のベクトルを定義することができます。このベクトルは、アンカーポイントからこのグリッドに対するベクトルとして定義されます。これらのフィールドがすべて空白で、フィールド20が空白でもゼロでもない場合、OptiStructはエラーを出力します。
AID/XA,YA,ZA 変数グルーピングパターンのアンカーポイント(3つすべてのフィールドに実数、またはフィールド15に整数。デフォルト = 空白)。これらのフィールドは、グリッドが変数にどのようにグループ化されるかを決定するポイントを定義します。X、Y、およびZ値は全体座標系です。フィールド15にグリッドIDを設定し、アンカーポイントを定義することができます。
LB グリッドの移動を制御する変数の下限(実数 < UB、デフォルト = 0.0)。グリッドの移動の下限をLB*HGTに設定します。
UB グリッドの移動を制御する変数の上限(実数 > LB、デフォルト = 1.0)。グリッド移動の上限をUB*HGTに設定します。
TYP 変数グルーピングパターンのタイプ。(整数 ≥ 0、デフォルト = 0)。何らかの対称性、または変数パターングルーピングを望む場合、これは必須です。ゼロまたは空白の場合、アンカー節点、1つ目のベクトル、および2つ目のベクトルの定義は無視されます。20未満の場合は、2つ目のベクトルの定義が無視されます。
SID/XS,YS,ZS 変数パターングルーピングにおける2つ目のベクトルを決定するために使用される方向(3つすべてのフィールドに実数、またはフィールド22に整数。デフォルト = 空白)。これらのフィールドは、xyzベクトルを定義します。これらと1つ目のベクトルとを組み合わせると、平面が形成されます。2つ目のベクトルは、その平面上に存在し、第1ベクトルと垂直となるように計算されます。グリッドをどのように変数にグループ化するのかを決定するために、2つ目のベクトルが必要となる場合があります(コメント3をご参照ください)。X、Y、およびZ値は全体座標系です。フィールド22にグリッドIDを設定し、2つ目のベクトルを定義することができます。このベクトルは、アンカーポイントからこのグリッドに対するベクトルとして定義されます。これらのフィールドがすべて空白で、フィールド20に20以上の値が含まれている場合、OptiStructはエラーを出力します。
UCYC 周期対称の周期反復回数(整数 ≥ 0または空白。デフォルト = 0)。このフィールドは、周期対称の放射状“ウェッジ”の数を定義します。各ウェッジの角度は360.0/UCYCのように計算されます。

コメント

  1. BEADバルクデータエントリは、トポログラフィー最適化の定義においては今後サポートされません。すべての定義は、DTPGバルクデータエントリを使用して提供する必要があります。HyperMeshは、BEADエントリを読み込みますが、DTPGエントリに変換します。