最適化後の最終解析の実行

モデルの読み込み

  1. File > Import > Solver Deckをクリックします。
    Importタブがタブメニューに追加されます。
  2. File typeにOptiStructを選択します。
  3. Filesアイコンfiles_panelを選択します。
    Select OptiStruct Fileブラウザが開きます。
  4. 自身の作業ディレクトリに保存したoht_opti_ph3.femファイルを選択します。モデルファイルへのアクセスをご参照ください。
  5. Openをクリックします。
  6. Import、続いてCloseをクリックし、Importタブを閉じます。

モデルのセットアップ

最終最適化プロパティの読み込み

  1. ImportブラウザのFile欄で、oht_opti_ph3.propファイルをブラウズします。
  2. Import optionsの下で、FE overwriteを選択します。
  3. Importをクリックします。
最適化されたパラメータでモデルのプロパティが更新されます。

コントロールカードの編集

  1. Modelブラウザで、Cardsフォルダーを展開します。
  2. OMITカードを削除します。
    1. コンテキストメニューからOMITを右クリックし、Deleteを選択します。
    2. HyperMeshから、削除を確認するメッセージが出力されます。操作を継続するにはYesをクリックします。
  3. OUTPUTカードを編集します。
    1. OUTPUTカードをクリックします。
    2. エンティティエディターで、number_of_outputs欄に2と入力します。
    カードの最終セクションが削除されます。

最適化エンティティの削除

  1. Modelブラウザで、Design Variables欄を右クリックし、コンテキストメニューからDeleteを選択します。
  2. 操作を継続するにはYesをクリックします。
  3. Modelブラウザで、Optimization Responses欄を右クリックし、コンテキストメニューからDeleteを選択します。
  4. 操作を継続するにはYesをクリックします。

モデルの確認

ここでは、Visualizationツールバーの設定を変更し、モデルの外観を更新します。
  1. element visualizationモードを2D detailed element representationに設定します。
    これで、モデル内のすべてのシェルが全板厚へと厚くなり、板厚の3次元表現として表示されます。
  2. LayersをComposite Layersに設定します。
    これで、ビューが個々のプライに分割されます。
  3. element color modeをBy Propに設定します。

    これは、どのプライがどのレイアップかを決定する手助けとなります。

    これは、モデル内の各プライを、Modelブラウザ内と同じプライの色に従って表示します。モデル内のすべてのプライが同じ色である場合は、グラフィックス領域内でプライを見分けることができるよう、Modelブラウザ内のプライの色を変更します。


os3400_ph4_review
図 1. モデルの要素の半分がマスクされているモデル板厚

ジョブのサブミット

  1. AnalysisページからOptiStructパネルをクリックします。

    OS_1000_13_17
    図 2. OptiStructパネルへのアクセス
  2. save asをクリックします。
  3. Save Asダイアログで、OptiStructモデルファイルを書き出す場所を指定し、ファイル名としてoht_finalと入力します。
    OptiStruct入力ファイルには、拡張子 .femが推奨されます。
  4. Saveをクリックします。
    入力ファイル欄には、Save Asダイアログで指定されたファイル名と場所が表示されます。
  5. export optionsのトグルをallにセットします。
  6. run optionsのトグルをanalysisにセットします。
  7. memory optionsのトグルはmemory defaultにセットします。
  8. OptiStructをクリックし、OptiStructジョブを開始します。
ジョブが成功した場合、oht_final.femが書き出されたディレクトリに新しい結果ファイルがあるはずです。何らかのエラーがある場合、oht_final.outファイルはデバッグを手助けするエラーメッセージを探すのに良い場所です。

結果の表示

  1. OptiStructパネルから、HyperViewをクリックします。
    HyperViewが起動され、結果が読み込まれます。HyperViewにモデルと結果が正しく読み込まれたことを示すメッセージウィンドウが現われます。
  2. ResultsツールバーでresultsContour-16をクリックし、Contour panelを開きます。
  3. Result typeをComposites Strains(Mech) (s)およびNormal X Strainに設定します。
    これは、モデル内の繊維ひずみに対応します。
  4. 任意のプライからの個々のひずみ寄与を確認するために、Layersドロップダウンで適切なプライ名を選択します。9000 microstrain (9e-3)を上回るプライがないことを確認します。
  5. Result typeをComposites Strains(Mech) (s)およびNormal Y Strainに設定します。
    これは、モデル内の母材ひずみに対応します。
  6. 任意のプライからの個々のひずみ寄与を確認するために、Layersドロップダウンで適切なプライ名を選択します。7000 microstrain (9e-3)を上回るプライがないことを確認します。
最終設計の重量は、~0.33 lbsです。

os3400_ph4_result
図 3. 全プライにまたがる最大の法線Yひずみ. 0.007 meを上回る要素は存在していません。