DESVAR

サブケース情報エントリ DESVARコマンドを使用すると、最適化の実行時に使用する設計変数のセットを選択できます。

フォーマット

DESVAR = option

定義

引数 オプション 内容
option <ALLSID>
ALL(デフォルト)
最適化には、DESVARバルクデータエントリで定義されている入力データのすべての設計変数が使用されます。
SID
SETバルクデータエントリ定義のID。最適化で考慮されるのは、参照先のSETエントリにIDが記述されているDESVARバルクデータエントリで定義されている設計変数のみです。

コメント

  1. サブケース情報セクションでDESVARコマンドを指定できる回数は1回だけです。また、最初のSUBCASEステートメントより前に指定する必要があります。
  2. DESVARコマンドはオプションです。省略した場合は、すべてのDESVARバルクデータエントリが使用されます。
  3. このコマンドで選択しなかったDESVARバルクデータエントリは初期値に固定され(XINIT=XLB=XUBという設定と同じ)、すべての参照プロパティは引き続きDESVAR設定によって制御されます。