DOPTPRM, OPTMETH

バルクデータエントリ 最適化アルゴリズムを選択するオプション。

定義

パラメータ 内容
OPTMETH <MFD, SQP, DUAL, DUAL2, MMA, BIGOPT>

デフォルト = 説明およびコメントをご参照ください

MFD
可能方向法。
MFDは、拘束が多いものの設計変数が少ない問題(寸法 / ゲージや形状など)でデフォルトで使用する最適化エンジンです。
SQP
逐次2次計画法
DUAL
分離可能な凸近似に基づく2重最適化。
DUAL2
分離可能な凸近似に基づく拡張2重最適化。 2 3
DUAL2は、設計変数が多い問題(トポロジー、フリー寸法、トポグラフィーなど)でデフォルトで使用する最適化エンジンです。
MMA
Method of Moving Asymptotes。 3
BIGOPT
大規模最適化アルゴリズム。

寸法 / ゲージや形状にはMFDSQP(主要な方法)、およびBIGOPTがより適しています。これは近似の問題では一般的に、中間変数と応答を用いた進んだ近似定式化による連成項を含むからです。

寸法と形状の最適化で等式の制約条件がアクティブになっている場合は、SQPがデフォルト最適化エンジンです。

コメント

  1. 実行中に、OptiStructにより最適化タイプに基づいて対応する最適化アルゴリズムが自動的に選択されます。このパラメータを使用すると、デフォルトが無効になります。
  2. DUAL2は、独自のCONLIN2重最適化エンジンの拡張バージョンです。ソリューションの安定性が向上して、解が収束する際に不具合が発生する確率が低減されています。トポロジー、フリー寸法、トポグラフィーなど、設計変数が多い問題でデフォルトで使用される最適化エンジンは、DUAL2です。デフォルトのDUAL2法がトポロジー、フリー寸法、またはトポグラフィー最適化で問題に遭遇した場合には、DUALに切り替えることができます。
  3. デフォルトのDUAL2法がトポロジー、フリー寸法、またはトポグラフィー最適化で収束しない問題に遭遇した場合には、DUALまたはMMAに切り替えることができます。