CPYRAの要素チェックおよびデフォルトの制限値

CPYRAの1次(5節点)要素チェック

CPYRAの1次要素について、以下の品質をチェックします:
縦横比
CPYRAの1次要素の縦横比は、その4つの3角形面の縦横比および4角形の底面面の縦横比のうちの最大値として定義されます。各3角形面はCTRIA3要素として扱われ、4角形面はCQUAD4要素として扱われます。
面スキュー角度
CPYRAの1次要素の面スキュー角度は、その4つの3角形面のスキュー角度と4角形の底面面のスキュー角度のうちの最大値として定義されます。各3角形面はCTRIA3要素として扱われ、4角形面はCQUAD4要素として扱われます。
頂点角度
すべての面について同じ頂点角度チェックが実行されます。各面は、3角形要素(CTRIA3)または4角形要素(CQUAD4)として扱われます。要素についての最小値と最大値がレポートされます。
面反り角度
CPYRAの1次要素の反り角は、4角形の底面面の反りとして定義されます。この面は、CQUAD4要素として扱われます。

CPYRAの2次(13節点)要素チェック

CPYRAの2次要素について、以下の品質をチェックします:
縦横比
この品質はコーナーの節点のみを使用して計算されます。定義は、CPYRAの1次要素での定義と同じです。
面スキュー角度
この品質はコーナーの節点のみを使用して計算されます。定義は、CPYRAの1次要素での定義と同じです。
頂点角度
この品質はコーナーの節点のみを使用して計算されます。定義は、CPYRAの1次要素での定義と同じです。
面反り角度
この品質はコーナーの節点のみを使用して計算されます。定義は、CPYRAの1次要素での定義と同じです。
ホー・ノーマルのオフセット
ホー・ノーマルのオフセットは、そのエッジの最大の法線オフセット値です。をご参照ください。 3節点エッジのホー・ノーマルのオフセット
ホー・タンジェントのオフセット
ホー・タンジェントのオフセットは、そのエッジの最大の接線オフセット値です。をご参照ください。 3節点エッジのホー・タンジェントのオフセット

CPYRAのデフォルトの制限値

情報 警告メッセージのデフォルト値 エラーメッセージのデフォルト値 妥当性チェックのデフォルト値
下限 上限 下限 上限 下限 上限
縦横比 - 100.0 - 1000.0 - 1.0E5
スキュー角度 - 60.0 - 75.0 - 90.0
面反り角度 - 30.0 - 60.0 - 180.0
ホー・ノーマルのオフセット - 0.30 - 0.60 - 1.0E5
ホー・タンジェントのオフセット - 0.20 - 0.25 - 0.5

警告チェックとエラーチェックに使用される値はELEMQUALバルクデータエントリによって調整できますが、妥当性チェックはハードコーディングされています。