FLSPOUT

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 入出力オプションセクションの中でFLSPOUTコマンドを使用すると、流体-構造連成モデルのモード寄与度係数の出力を制御できます。

フォーマット

FLSPOUT(argument = option, argument = option, ...)

定義

引数 オプション 内容
FLUIDMP <ALLNONE> 選択した流体節点における流体応答の流体寄与度計算を要求します。
ALL
抽出されたすべての流体モードを使用するように要求します。
NONE(デフォルト)
寄与度計算を要求しません。
GRIDFMP <SID>

デフォルト値はありません。

寄与度計算で要求したすべてのタイプにおいて、特定の流体グリッドを使用に含めるかまたは除外するかを要求します。
SID
識別番号を設定します。選択したセットで指定された流体節点の結果のみを出力します。
FEPS <実数>

デフォルト = 1.0e-11

流体寄与度のフィルタにする閾値です。
ARF <実数>

デフォルト = 1.0e-11

流体寄与度の受容率です。
STRUCTMP <ALLNONE> 選択した流体節点における構造、荷重、およびパネルの寄与度計算を要求します。
ALL
抽出されたすべての構造モードを使用するように要求します。
NONE(デフォルト)
寄与度計算を要求しません。
PANELMP <ALL> 選択した流体節点におけるパネル寄与度計算を含めるかまたは除外するかを要求します。
ALL(デフォルト)
選択した流体節点の寄与度計算において、定義されているすべてのパネルを含めるように要求します。
SEPS <実数>

デフォルト = 1.0e-11

構造寄与度のフィルタにする閾値です。
ARS <実数>

デフォルト = 1.0e-11

構造寄与度の受容率です。
PSORT <ABSOLUTE> ソートのタイプを要求します。
ABSOLUTE(デフォルト)

コメント

  1. GRIDFMPはすべてのFLSPOUTステートメントで必須です。
  2. FLUIDMPSTRUCTMPは、PANELMPが定義されている場合は必須です。
  3. モード寄与度の出力ファイル名は*.modalです。