INFILE

入出力オプションエントリ入出力オプションセクションの中でINFILEコマンドを使用すると、バルクデータエントリが含まれるファイルを識別することができます。

フォーマット

INFILE = option

定義

引数 オプション 内容
option <ファイル接頭子>

デフォルト = コマンドラインから渡します。

ファイル接頭子
バルクデータエントリが含まれる.femファイルのパスと接頭子。

コメント

  1. このカードは、現在使用されていない2ファイル構成で使用します。単一ファイル構成または複数ファイル構成が推奨されています(詳細については、バルクデータ入力ファイルをご参照ください)。
  2. INFILEカードには、オペレーティングシステム(WindowsまたはUnix)に対応したファイル接頭子ならどのような接頭子でも指定できます。また、オプションでパスも指定できます。ファイル名は引用符(二重引用符または一重引用符のどちらも使用できます)で囲むことができ、パス名の構成部分を区切るにはスラッシュ(/)またはバックスラッシュ(\)を使用します。INFILEカードにある参照ファイルの場所を指定するには、次の規則が使用されます: 引数にファイルの絶対パスを指定した場合(Unixでは“/”で始まり、Windowsでは“D:”などのドライブ文字で始まるパスを指定した場合)、指定した場所にあるファイルが使用されます。パスなしでファイル接頭子のみが指定されている場合、そのファイルはINFILEコマンドを含むファイルと同じディレクトリ内に存在する必要があります。引数に相対パスが含まれている場合(../filenameまたはsub/filenameなど)、このファイルの場所はINFILEコマンドを含むファイルの場所を基準にした相対ディレクトリです。ソルバーを実行したディレクトリ、またはメインファイルがあるディレクトリを基準にした相対ディレクトリではありません。
  3. このカードの情報の長さは全長200文字(カード名および引数間の空白も含む)に制限されています。このデータは1行に記述することも、複数の継続行に分けて記述することもできます。長いファイル名を複数行に分けて入力する方法の例については、入出力オプションおよびサブケース情報エントリのガイドラインをご参照ください。