LOADLIB
入出力オプションエントリOptiStructに読み込む外部ライブラリと外部ファイルを指定します。
外部関数は、Windows上のAltair Compose Open Matrix Language(.oml)を使用することで、Windowsではダイナミックライブラリ(.dll)に実装でき、Linuxでは共有ライブラリ(.so)に実装できます。また、WindowsではMicrosoft Excel(.xlsまたは.xlsx)を使用して外部ファイルに実装することもできます。
フォーマット
LOADLIB = type, group, path
定義
引数 | オプション | 説明 |
---|---|---|
type | <DRESP3, MATUSR, MATUSHT, QVOL, PCONV, QBDY, SPCD> デフォルト値はありません。 |
OptiStructに読み込むライブラリまたはファイルのタイプを定義する識別子です。
|
group | <文字列> デフォルト値はありません。 |
DRESP3、MATUSR、MATUSHT、PCONVLIB、QVOLLIB、QBDYLIBまたはSPCDLIBバルクデータエントリが参照するgroup識別子です。 |
path | <ファイル名と拡張子を含むパス> デフォルト値はありません。 |
読み出す外部の共有ライブラリまたはダイナミックライブラリのパスです。 |
コメント
- LOADLIBカードに絶対パス(ドライブ文字またはスラッシュで始まるパス)を定義した場合、そのパスが使用されます。ライブラリまたはファイルの相対パスを定義した場合は、入力デックの場所に対応するパスにそのパスが付加されます。どのタイプの共有ライブラリ参照(MATUSRを除く、2)でも、OptiStructが探すデフォルトの場所は現在の作業ディレクトリ(./)です。
- MATUSRの場合は、共有ライブラリを次の方法のいずれかで特定する必要があります:
- LOADLIBエントリで共有ライブラリを指す絶対パスを直接指定する
- 次の環境変数に共有ライブラリへの絶対パスを追加する
- Linux:
LD_LIBRARY_PATH
- Windows:
PATH
- Linux:
MATUSRの場合は、共有ライブラリが作業ディレクトリ内に存在しても、これらの手法のいずれかを介して特定されない限り使用されません。
- このカードの情報の長さは全長200文字(カード名および引数間の空白も含む)に制限されています。このデータは1行に記述することも、複数の継続行に分けて記述することもできます。長いファイル名を複数行に分けて入力する方法の例については、入出力オプションおよびサブケース情報エントリのガイドラインをご参照ください。
- 使用するアプリケーションまたは外部ライブラリは、パス引数により特定されるファイル拡張子のみに基づきます。