MEFFMASS
入出力オプションエントリノーマルモード解析で、モード有効質量、モード寄与度係数、モード有効質量比率の出力を要求するために使用します。
フォーマット
MEFFMASS (type, format, GRID=gid, output) = option
例
MEFFMASS(ALL)=YES
MEFFMASS(COMP,PROP,SET=1001,SUMMARY,PARTFAC,HG,OPTI)=YES
定義
引数 | オプション | 説明 |
---|---|---|
type | <COMP、PROP、SET=ID、空白> |
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format | <PUNCH、NOPUNCH、OPTI、HG、空白> |
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gid | <Grid ID> |
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output | <SUMMARY、PARTFAC、MEFFM、MEFFW、FRACSUM、ALL> | 以下の出力を要求します:
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option | <YES、NO> |
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コメント
- MEFFMASSからの出力は、ノーマルモード解析でのみサポートされています。
- PARAM,EFFMAS,YESは、ノーマルモード解析で上記の指定されたマトリックスの類似出力に対しても指定できます。PARAM,EFFMAS,YESでは、剛体質量マトリックスの出力、重量単位のモード有効質量マトリックスの出力、節点ベースの選択の出力は得られません。
- PARAM,EFFMASS,YESと比較すると、MEFFMASS入出力オプションエントリでは、出力に対する追加の制御ができるほか、出力を微調整する場合や特定の節点についてのみ出力が必要な場合はPARAM,EFFMASS,YESの代わりに使用できます。
- MEFFWオプションを使用すると、モード有効質量がPARAM,WTMASSで除算されます。
- 複数のサブケースで、それぞれに独自のMEFFMASSを定義できます。
- 次の例は、MEFFSETと共にSET = IDオプションを使用する方法を示しています。この場合は、HyperMeshセット名(‘set01’や‘set02’など)ごとに出力が得られます。
. . . MEFFMASS(SET=1001,SUMMARY,PARTFAC,OPTI)=YES BEGIN BULK MEFFSET,1001, +,102, 103, 104 $HMSET 101 11 "set01" 18 $HMSETTYPE 101 "regular" 18 SET 101 ELEM PROP + 1 $HMSET 102 11 "set02" 18 $HMSETTYPE 102 "regular" 18 SET 102 ELEM PROP + 2 $HMSET 103 11 "set03" 18 $HMSETTYPE 103 "regular" 18 SET 103 ELEM PROP + 3 . . .
- SET = IDを指定すると、各セットの出力ヘッダーでHyperMeshセット名がデフォルトで使用されます。入力ファイルでセット名を指定しない場合はセットIDが指定されます。
- 同じMEFFMASSエントリで複数のタイプを指定している場合は、最後に記述されているタイプが使用されます。例えば、MEFFMASS(COMP, PROP, SET = 101)を指定すると、SET = IDのタイプが使用されます。
- マトリックスの計算方法の詳細についてはPARAM, EFFMASをご参照ください。