MODEWEIGHT

サブケース情報エントリ MODEWEIGHTコマンドを使用すると、計算された固有値の乗数を定義して、最適化応答“固有値の逆数に対する重み付け”および“コンプライアンスの重ね合わせによる指標”の計算で使用できます。

フォーマット

MODEWEIGHT (mode) = weight

定義

引数 詳細
mode モード番号

モード番号が指定されていない場合は、エラーが発生してOptiStructは終了します。

デフォルトなし(0 < 整数 < 計算された最高モード)

weight “固有値の逆数に対する重み付け”または“コンプライアンスの重ね合わせによる指標”の計算時に、対応するモードで使用する乗数

デフォルト = 1.0(実数)

コメント

  1. MODEWEIGHT定義が存在しないモードは、最適化応答“固有値の逆数に対する重み付け”および“コンプライアンスの重ね合わせによる指標”の計算には含められません。
  2. “重み付きコンプライアンス”または“コンプライアンスの重ね合わせによる指標”の最適化応答の計算の詳細については、ユーザーズガイド応答をご参照ください。
  3. MODEWEIGHTは、DRESP1RTYPE = WFREQCOMBとの組み合わせでしか使用できません。
  4. MODEWEIGHTを定義していないにもかかわらず、RTYPE = WCOMPDRESP1が存在する場合は、下記のデフォルトが使用されます。
    • ほとんどのトポロジー最適化では、MODEWEIGHT (1) = 1.0です。
    • サブケースに対してSPCが定義されておらず、EIGRLではV1 > 0.0と定義されておらず、解析対象が6モードより多い、または上限未満のすべてのモードが解析対象の場合、MODEWEIGHT (7) = 1.0です。
  5. このエントリは、HyperMeshでは最適化応答として表されます。